研修委員長あいさつ
(2013年4月 1日 13:25)
 4月から研修委員長になりました、救急科の松田です。研修の基本方針は変わらずに続けていきます。Clinical and Scientificに、社会人としての振る舞い方を身につけること、医者である前に人として患者さんとどう向き合うか、といったあたりは、初期研修の間を通して心に留めておいて欲しいと思います

 1年次研修医の皆さん、入職した今は、いい医者になりたいという思い、2年間やり抜こうという思い、謙虚な気持ちが、医者人生の中で最も強い瞬間だと思います。これからたくさんの、手を抜きたくなる時、理不尽な思いをする時、やめたくなる時などがありますが、今日の気持ちを忘れずに、時々思い出してくれたらいいと思います。

 このブログを見ている学生の皆さんへ。私は8年前に当院で初期研修を開始して、研修医がやったような失敗の多くは自分で経験し、今研修をお手伝いする側に立っています。研修医の定員が学年9人でも余りあるだけの症例と、教えたくてうずうずしている指導医という、いわば「舞台」は整っています。あとはあなたに、2年間踊り続けようという気持ちがあるかどうかです。どうぞ、現場でもがく1年次研修医と、妙に落ち着きを持った2年次研修医を見学に来て、あなたの目で判断して下さい。

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研修委員長近影