1ヶ月が経ちました

2013年04月29日


たいていのことは初めてやった、そんな1年次たちの4月も終わろうとしています。上級医がやっているのを見学したり、2年次研修医からの講義もありますが、現場でやれそうな範囲からやってもらいつつ、自分にできないことが何かであるかに気づいてもらう方が効率がいいと考えています。

患者さんの前で笑うことに慎重になりましょう。知識がなくてわからない時、間違った時など、指導医との関係だけを考えれば「すいません、エヘ」とかわいく笑って許してもらうこともあるかもしれません。しかし、ひとたび白衣を着て患者さんの前に立てば、学生であろうと研修医であろうと、同じようにスタッフだと見られます。喜んで病院に来る患者さん、家族はいないはずです。本当に患者さんと心を交わして、一緒になって喜ぶときのために、笑顔はしまっておきましょう。


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笑うなんてとんでもない、真剣そのものです

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特技は頭を抱えることです。特徴は坊主です

研修医1年目、佐藤真理です。

2013年04月24日

こんにちは、研修医1年目、佐藤真理と申します。
簡単ですが自己紹介をさせて下さい。

北海道、札幌市出身
琉球大学卒
趣味:音楽、大学では軽音楽部に所属していました。他にも他人には言えない趣味を沢山持っています(笑)

今月末、来月にかけて、我が母校琉球大学から学生さん数名が当院に研修に来られるみたいですね!
楽しみにしてます!

研修が始まり早くも3週間が過ぎました...
右も左もわからない状況で、迷惑をおかけしてばかりですが、同期の仲間、頼れる2年目の先輩、厳しくも教育に熱い先生方、様々な方面でお世話になっている職員の皆さんに支えられ、充実した日々を過ごしております。

そんな中、昨日は医局の歓迎会を開いて頂きました。昨日は一年目は全員当直は免除!!本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。代わりに当直して下さった先生方、本当に有り難うございました。

そして二次会では同期のボウズこと、鈴木君の誕生日をお祝いしました。最近髪の毛がのびてきてアイデンティティーを失いつつある彼...来年の誕生日にはちゃんとバリカンをプレゼントするからね!!

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Echoレクチャーを開始致しました!

2013年04月17日

当院では初期研修教育の一環としてEchoレクチャーをしております。

今年もまた今日から始まりました。

毎週水曜日の朝8時から生理検査室で技師さん指導の下勉強に励んでおります。

当院の検査技師さんは研修教育に本当に熱心なのです!

以前と違うのは2年次研修医が「Echoレクチャーテキスト」を作成してくれました。

内容は全12講のカリキュラムを作成し到達目標も設定しています。かなり極め細やかな内容になっています。

今年の2年次は後輩のために自主的にこのようなレクチャーを組んでくれます。

今年の研修が本当に楽しみですね。この調子で皆で質の高い研修を目指しましょう!

 

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検査計画を立て始めました

2013年04月15日

  研修医が診療現場に出始めました。患者さんに実行される寸前までを、真剣勝負で計画させた上で指導します。見学をいくら繰り返しても、指導医の言うとおりの内容を代行入力させても、自分のこととして考えるまでは力にならないと考えるからです。

  もしこれこれの病気があったら「怖いから」、で検査をしてはいけません。もしも不安が強ければ、あなたに抗不安薬を処方しましょう。ある疾患を疑っていて、疑った根拠はこうなので、という習慣をつけましょう。こう書くと当たり前で、そんなことをわざわざ言うのもどうなんだ、という内容ですが、実は上級医でもよく見かける思考です。絶対に身につけないようにしましょう。

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あまり心配性ではないタイプの研修医@救急外来

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代表的な抗不安薬 丸石のHPより

一年次研修医です!

2013年04月14日

こんにちは!
札幌東徳洲会病院、研修医ブログをみて頂きありがとうございます!
この四月から研修医としてお世話になっております、一年次9名です。

更新が遅れてしまい申し訳ありません。

本格的に各科の研修、救急当直が始まり一週間...
自分の力不足を痛感し、社会人としての未熟さに悩み苦しみながらも同期9名、団結して支え合って頑張っていきます!

写真左上段から
和田 玲緒名(北海道大卒)、横山 智哉(新潟大学卒)、野呂 昇平(旭川医科大卒)
、佐藤 逸美(札幌医科大卒)、鈴木 亮平 (名古屋大学卒)、鮎澤 小百合(旭川医科大卒)

下段左から
伊藤 祥太郎(北海道大卒)、佐藤 真理(琉球大卒)、小舘 旭(北海道大卒)

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研修委員長あいさつ

2013年04月01日

 4月から研修委員長になりました、救急科の松田です。研修の基本方針は変わらずに続けていきます。Clinical and Scientificに、社会人としての振る舞い方を身につけること、医者である前に人として患者さんとどう向き合うか、といったあたりは、初期研修の間を通して心に留めておいて欲しいと思います

 1年次研修医の皆さん、入職した今は、いい医者になりたいという思い、2年間やり抜こうという思い、謙虚な気持ちが、医者人生の中で最も強い瞬間だと思います。これからたくさんの、手を抜きたくなる時、理不尽な思いをする時、やめたくなる時などがありますが、今日の気持ちを忘れずに、時々思い出してくれたらいいと思います。

 このブログを見ている学生の皆さんへ。私は8年前に当院で初期研修を開始して、研修医がやったような失敗の多くは自分で経験し、今研修をお手伝いする側に立っています。研修医の定員が学年9人でも余りあるだけの症例と、教えたくてうずうずしている指導医という、いわば「舞台」は整っています。あとはあなたに、2年間踊り続けようという気持ちがあるかどうかです。どうぞ、現場でもがく1年次研修医と、妙に落ち着きを持った2年次研修医を見学に来て、あなたの目で判断して下さい。

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研修委員長近影