札幌東の魅力

2017年11月14日

こんにちは、1年目研修医 崎山です。
循環器内科ローテも広範にさしかかり、やや疲労あるものの充実した毎日を過ごしております。
先日やや珍しい症例にであったので、院内で行われている月曜症例検討会に出すべく急ピッチで作業しております。

さて、本日は当院の魅力について、2年目の高島先生から紹介いただけるとのことなので、これから病院見学を考えている医学生のみなさんは是非読んで下さい。
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2年目研修医の高島 諒です!


自己紹介以来の投稿になりますが、今回は当院臨床研修プログラムの宣伝という意味を込めて当院での研修を考えている学生に向けて書きます!それ以外の方は見なくていいです!!


先日10月24~26に大阪にて日本救急医学会総会が行われました。

この総会では研修医セッションがあるため、全国の研修医が日頃の救急当直や救急科ローテンション中に出会った症例などをポスターやスライド口演で発表しています。


私も1年目の救急ローテート初日に出会った症例を発表させていただきました。


タイトルは「外傷性に生じた冠静脈洞瘤破裂の1例」


非常に稀な症例で自分が渉猟し得た限り外傷性に冠静脈洞の瘤形成、さらに破裂をきたしたという症例報告はなく、もちろんカテーテルでコイリングをしたという報告もありません。


その様な症例の希少さもあり、ありがたいことに学会の優秀演題に選ばれ賞状を戴きました。

さて本題はここからで、ここまで至るにあたり3つ当院研修の自慢、メリットをあげます。


①症例数
②救急研修の質
③発表の場数
です。


1つ目の①症例数に関しては言うまでもなく、当院は救急車数9000台を誇り、北海道No.1の搬送件数を誇ります。
自分が、

ローテート初日に、世界初の症例に出会えた

ということがそれを物語っていると思いませんか?

2つ目の②救急研修の質に関してはここ数ヶ月の間に間違いなく向上していると思うことです。
1年半前、自分たちと同じ時期に現当院救急センター長の瀧先生(元大学麻酔科名誉教授であり、救急界の重鎮)が赴任されて以降、救急科スタッフの数は半年に1人のペースで増え、それに伴い"質"はかなり上がっています。

具体的には①で挙げた膨大な症例数に対するFeedback、振り返りです。また今回の学会発表などに対するサポートと言えます。

入職するなら今だと感じます。

3つ目の③発表の場数に関しては実際に学会に行って、他の研修医プレゼンテーションの技術を見て感じたことですが、当院で研修をすると学会発表の場数は嫌でも踏まされることになります。

それは毎日行われている、救急カンファレンス。毎日研修医が1人、症例を提示して全員でディスカッションして、最後に症例に対する情報をみんなで共有する。そんなこと毎日やってます。

さらに毎週月曜には医局会という当院医局の全先生方が集まる会で同じく症例発表を行います。
7分の発表、3分の質疑応答はさながら学会発表の様なもので、そこにかける僕らの努力、労力は計り知れないものがあります。

最近は統計ソフトを利用したRetrospective(後方視的)コホート研究も増えてきています。

その様に規模は違えど踏む場数が圧倒的に多いのではと感じます。

また学会発表する場合、参加費や飛行機代、ホテル代全て当院負担と学会発表に対するサポートも魅力です。



以上、長くなりましたが、まずは見学に来てください。
後悔はさせません!
神様、仏サマー

2017年11月14日

2年次研修医、住吉です。 旅行先でスマホからなので、フォントとか字の大きさとかめちゃくちゃかもです。 

 今年も神様か、仏様か、はたまた院長様か、誰の思し召しかはわかりませんが、1週間の夏休みをいただきました。 
去年と違ってかなり遅い時期の夏休みですが、2年生になって心身ともに余裕もあるので、去年ほどの爆発的開放感はないです。でも嬉しさマックスです。きゃっほう!!! 

2016年の夏休みは、とにかく会いたい人に会いにいきたい!ってな感じで色んなところ行きました。 
今年もスタンスは変わりませんが、去年ほど飛び回りはしなさそうです。病院見学も行かないですし。

12日、当直明けで、福岡に行きました。1年次山崎先生、松島先生、ありがとうございます。

去年神戸やら徳島やら、行きましたが、そいつらと福岡で合流して、福岡の友達に会いに行ったのです。

2年次小川も同じくですが、全員留年生で、卒業試験や国家試験を、現役の奴らに負けぬよう共に頑張ってきた同期です。戦友感もひとしおです。

環境も生活も、変わったやつもいれば、変わってないやつもいます。でもみんな生きててなによりです。
自分も含めてまだまだ死ぬわけにはいかなさそうです。 


福岡にはもう一泊しました。 
徳之島で2ヶ月まるまる一緒だった福岡徳洲会病院の浅川先生にも会うためです。 
こっちはまだ半年ぶりですし、あんまり変わりなさそうで何よりでした。 
水炊き食べました。ちょーうめえ。
もう一度初期研修することがあれば、福岡で研修しようかと思いました。 


今年は自分にもワクワク感は少ないですし、ブログもそんなに面白くなりそうもないので、毎日更新とかはないと思います。。 
ではまた。 

追伸1 福岡徳洲会病院 浅川先生と。 5D28C524-8E72-48FA-8E9D-41CA3E8C6061.jpeg 追伸2 
今回会った奴らは全員2年次研修医なので、進路の話になりまくりました。 
僕の進路は、また別記事でいうかもです。 
新専門医制度には登録していません。
Trick yet Treat

2017年11月01日

2年次研修医、住吉です。

皆様マッチングはいかがだったでしょうか?
研修医の就職先って、国の制度のもと決まってるんです。
具体的には、↓みたいな感じです。

41f3f5a6.jpgのサムネール画像
新研修医側が、サイトに、行きたい病院を登録して、病院も来てほしい学生の名簿を提出して、それが見事あえば、晴れて採用!てな感じです。
今年はまだ席が余っていますので、就職難民の方がいれば、ぜひ見学にどうぞ!

時期も時期ですし、院内では、インフルエンザワクチン接種がありました。
僕は刺してもらうときは、必ず筋注でやってもらってます。
そのたびに、看護師さんは、なんだこの頭おかしい研修医は?みたいなリアクションとります。とくにベテランの方に顕著です。くじけずに筋注を求めるのですが、去年はしてくれませんでした。
せめて院内だけでも皮下注でなく筋注にしてほしいんですけどねー。そもそも筋注の方が痛くないし、その他もメリットだらけですからね。

くわしくは、↓を見てください。




11月は、形成外科を回っています。縫合や褥瘡の勉強をしっかりしたいです。研修医が救急や時間外で縫合した創を、僕が縫い直すという、シュールな光景もうまれるので、みなさま眠くても縫合はしっかりしてください!


そういや形成外科みてて、鼻骨骨折の人を全身麻酔で治療していました。


・・・ここから先は、私の妄想ですし、発言に関しては当院ではなく、私個人の責任で話します。


私はその昔、ラグビーをしていました。
ラグビーというのはとても野蛮な競技です。ある日私は、相手選手とぶつかり、鼻骨骨折しました。
その当時の私は、餅は餅屋、商人は越後屋、鼻は鼻屋ということで、耳鼻科のクリニックに行きました。
そこで骨折と診断されたとき、先生は私に、いまから治していくかい?と、そういいました。
なんという幸せだと、そのときは2つ返事で了承しました。


いすに座らされる私。看護師は何故か私の体を抑制帯で封じ込めます。おもむろになんか鉄の棒を2本持って現れる先生。ダウジングしてるのかな?まだ見ぬ水脈が流れているのかな?

先生は突如、ダウジングを私の鼻に突っ込みました。嘘だろ?その水脈は、真っ赤に流れる僕の血潮だよ?いたずらが過ぎるだろ?

そこからは語るも恐ろしい光景でした。
なんとなく覚えているのは、先生は、私の鼻を動かしやすくするため、ボキボキという音とともに、鉄の棒で私の鼻を捻じ曲げました。
何もしてなくても、痛いときってごめんごめんと叫びますよね。多分人生で一番叫びました。でも先生は、謝らなくていいからねーこれも医療だからねーと、いたずらだか治療だかわからない行為をしばらく行っていました。
そして完全に硬さを失った私の鼻を、ちょうどよい角度にして、うん、これでOK!と、整復を終了しました。

確かに鼻はまっすぐになりました。ただ、明らかに骨折時よりも激痛でした。中世ヨーロッパの拷問ってこんな感じだったんでしょうね。そういや鼻血も大量にでました。ダウジング大成功ですね。


悪いことはいいません。もし鼻骨骨折した際には、全身麻酔下で、形成外科的手術をうけてください。
これは医師としてではなく、人間としてのメッセージです。

そんなかんなで11月もがんばりましょう!
ではまた。