進化する研修
(2013年9月11日 10:04)
びっしり組まれたレクチャー予定、カンファレンスの予定表は、安心感と満足感を与えますが、それがニーズに合っているかは別の問題で、実際には出席率が低かったり、現場で困っていることとかけ離れた内容だったりする病院も少なくないのです。当院では、研修を良くしていくのは研修医自身であるという考え方としています。

一つの例として、今日の朝カンファの時間は、現場で役立つエコーと心電図の勉強会でした。エコーの器械の数から一人あたりのプローベを実際に持つ時間が短いとして、人数を半分ずつにして心電図との二元展開としています。そこに問題意識を持つのも、話し合って各所と交渉するのも、研修医の仕事の一つで、自分たちの研修は自分たちで作ります。


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検査技師が手に手をとって教えてくれます

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綺麗なお姉さんが密着してくれるわけではありません

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被験者として先輩研修医が体を張ります。

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心電図チームは、わからないところをみんなで考え

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考えてもわからないところは循環器の指導医に教えてもらい

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でもまぁ、結局は自分でやるしかないよね