研修修了式
(2014年3月25日 17:57)
修修了式が行われました。北大たすき掛け1名、当院で2年を修了した7名を送り出すことができました。毎年のことですが、彼らはこの病院に来て以来最高の笑顔となり、送る側の我々は喜びと、寂しさと、悲しみと、開放されたぜやったぜという表情に若干のむかつき(苦笑)を覚えたりしています。
一人一人から振り返りの言葉がありましたが、つらかった、大変だった、など今だから言える、病院に行きたくなかったあの日、という話は、全員に含まれていたように思います。それに対して、指導医の力は(会として謝辞を言うことにはなっていますが)実際にはわずかなのでしょう。同期、先輩後輩、コメディカルへの感謝の気持ちが述べられて、それがあったからこそなんとか乗り切ることができたという内容は、文字通りなのだと思います。
研修総括として、また戻ってきて一緒に働けたらなぁ、という話は、今年はやめにしました。出て行くからには、当院に残って研修するよりも、さらに大きく羽ばたいてもらわなければ困ります。周りから頼られる、同業から一目置かれる、そんな医師になるためには、この2年以上に自分に厳しくやっていく必要があるでしょう。でも、それができるメンツだと信じています。
そうは言っても、次善の策として、当院へ戻ってくることも歓迎します。全科ともに部長がOB/OGとか面白いじゃないですか。