2015年03月28日
2年次研修医8人の先生方が研修プログラムを終了して当院を去って行った。
2年次になると少なくとも4ヶ月は他の病院での研修となるため、実質8ヶ月弱、非常に短い付き合いだったが、一番身近な存在であり、我々1年次は感謝しなくてはならない。今、気付いたことだが、送別会も行っていないし、送別の品も何も渡していない。昨日の当直では、逆に研修医リーダー
鈴木亮平医師に寿司数十貫、Fabrice Gillotteのchocolate 50個を送別の品としていただくという、、次年度の1年次研修医には鈴木亮平医師を見習ってほしいものである。
私は、別れというものが非常に嫌いだ。別れが嬉しかったのは、大嫌いだった高校を卒業したときくらいだろうか。先日、別れの儀式である研修終了式なるものが院内で行われた。皆、この1年で見たことないような、やりきった感で満ちあふれていた。
大学1年の終わりにフラッとSan Diegoで2週間ホームステイした。ステイ先に到着した初日、入れ替わりで母国へ帰って行った初老のイタリア人に会って二言目に言われた一言が忘れられない。"この世界はとても狭いよ。また会えるよ、またね"と。cultural phraseなのだろうが、当時の私には衝撃的であった。ということで、2年次先生方、また会いましょう。