(2018年12月11日 16:00)
非常にご無沙汰しております。2年目研修医の崎山です。
たった今、ほぼ完成していたブログ記事が全て消えてしまって久しぶりのブログを書く気力がだだ下がりしていますが頑張ってもう一度書きたいと思います。。
11月は1ヶ月間鹿児島県は大隅半島にある大隅鹿屋病院で内科研修をしていたので報告しようと思います。
大隅鹿屋病院の内科の特徴は、循環器内科以外のすべての内科疾患を対象に診療していることです。
鹿児島の中でも僻地であり、鹿児島市までは車だとかなり遠回り、近道でもフェリーを使わないといけない、電車も通っていないという土地のため、患者さんからのニーズに答え続けていたらこうなっていたそうです。
肺炎尿路感染のような病気はもちろんのこと、不明熱、間質性肺炎、透析導入(腹膜透析も)、膠原病、内分泌疾患、肺がんの診断治療、虚血でない心不全まで、ほとんどなんでも自分で診ます。手技もブロンコや上部内視鏡、各種生検と幅広く行っていました。
1ヶ月の短い研修でしたが、リケッチア感染症のような北海道ではみれない症例から、間質性肺炎、尿崩症、その他ICUに入るような重症感染症、腫瘍まで経験させていただき非常に勉強になりました。
これからの日本に必要とされる総合的にみれる内科医の先生が数多くいて、とても刺激になりましたし、内科を目指す研修医は一度はみてほしいと思えるところでした。
またプライベートは、2日に1回は上級医の先生に美味しいごはんやお酒に連れて行っていただき、休日には鹿屋観光、桜島観光、鹿児島市観光ととても充実した1ヶ月でした。
火山灰だけは少しつらいものがありましたがまたいつか訪れたい土地です。。
以上簡単ですが研修報告でした。
追伸:
8-9月は新潟の山北徳洲会病院、11月は大隅鹿屋病院と、最近当院を留守にしていることが多かったですが、本格的に帰ってきて、1年次研修医が成長して頼もしくなっています。そのかわり下からの突き上げにびくびくする毎日なのでより一層自分の勉強にも力をいれようと思えるところが、当院の良いところだなーと改めて思いました。