医者一ヶ月目を終えて。
(2011年5月 2日 19:15)

 一年目研修医の郭と申します。このようなものを書くのは非常に恥ずかしいのですが、ブログの書き込み当番と言うことで、僭越ながら一筆したためさせて頂きますm(_ _)m

 国家試験に無事に合格して、札幌東徳洲会病院での医師生活が始まってから早くも一カ月が経ってしまいました。毎日があっと言う間に過ぎて行くわ、勉強しなければいけないことは溜まって行くわ(笑)のとても中身の濃い研修を送っています。

 一日の中で学生だった頃を振り返ることなんか殆どないですが、時々ふっとした瞬間に思い出すのは、国家試験が終わった直後に、何を思ったか1週間近く東徳洲会病院で実習させてもらった時のことです。

 実習初日、朝の研修医カンファで、大学の部活の一年先輩で東徳洲会で研修している某先輩に「お前馬鹿か。このカンファ出たら帰れ(笑)」と、出会い頭に言われた時のことが、今でも印象に残っています。研修医になって、一カ月働いてみると「ああ、なるほどなf(^_^;)」と、先輩の言葉の意味が何となくわかってきたような気がしています。

 医者は毎日病院に行かなければならないし、患者が急変したら、夜中でも呼び出されます。銀行や、区役所にさえも行けない日々を過ごします。そう考えれば、国試が終わった後の、初期研修が始まるまでの「人生の夏休み」の期間に、わざわざ病院に来るなんてどうかしてたかもしれません(笑)

 それでも、今の研修生活はやっぱり楽しくて(まあ辛い事も勿論ありますが)、無事に医師になれたこと、この病院で研修が出来ることに、「いや~、本当にありがたいなぁ。」と毎日手を合わせながら働いています。

 当直明けでふらふらになりながら病棟へ行ったり、時には、勉強している指導医の先生の姿にちょっと後ろめたさを感じながら(_ _;)飲みに行ったりして、充実した研修を送らせてもらっています。

 東徳洲会病院に本当に感謝です。少しでもこの病院に恩返しが出来ることを夢見て、頑張って行きたいと思います。