サマーカンファレンスのご案内
(2012年6月28日 16:33)

7月〜8月にかけて下記の予定で研修医サマーカンファレンスが開催されますので興味のある学生に皆様は事前に下記担当者へお申し込み下さい。詳しい内容をご連絡させていただきます。

対象学年は5・6年生です。

 

 

     7月12日【木】13日【金】 サウスカロライナ医科大学 腫瘍内科 白井敬祐先生

     白井敬祐先生のプロフィール

1997年に京都大学を卒業し、横須賀米軍病院、福岡飯塚病院、国立札幌がんセンター(放射線治療医として勤務)と転々としながら、癌を専門にしたい(アメ
フトをみたい)と2002年に渡米。腫瘍内科のフェローシップにはいるためピッツバーグ大学で一般内科の研修からはじめる。2005年7月サウスカロライナ医科大学での血液腫瘍内科のフェローをはじめる。ただの研修おたくとも言われる。MD Andersonでもなく、メモリアルスローンケタリングでもない地方の大学病院だが、日々の臨床を楽しみながら、抗がん剤治療の専門家をめざし、臓器にしばられることなくあらゆるがんの診療経験を積むべく研鑽中。20087月よりサウスカロライナ医科大学腫瘍内科スタッフ就任。
日米両方でトレーニングを受けた経験から、がんプロになるための秘訣について探ってみたい。がんプロになるには、まず自分の限界を知り、いかにチーム医療に関われるかが鍵になると思われる。腫瘍内科医、腫瘍外科医、放射線治療医のみならず診断医、病理医、がん専門看護師、抗がん剤専門薬剤師といった幅広い職種をも巻き込んだチーム医療の重要性について、Tumor Boardと呼ばれる症例検討会での議論や、multidisciplinary clinicの風景を紹介したい。アメリカでは、毎年ボードと呼ばれる専門医試験に合格した500人前後の腫瘍内科専門医が誕生する。専門医研修内容について、イントレーニングイグザムと呼ばれる研修中に受ける試験から、80-90%の合格率である実際のボードを受けるまでを振り返りたい。実際の研修のTipsをおりまぜながら、日本に取り入れるべき点、見習うべきでない点などを検討したい。

 

 

・7月18日【水】 福井県立医科大学 救急総合診療部 増井伸高先生

     増井伸高先生プロフィール

平成18年 札幌東徳洲会病院初期臨床研修を修了して、研修医教育では著名な福井大学医学部附属病院総合 診療部 寛之 教授の下で後期研修を開始し現在では若いスタッフの指導を行なっており研修医にとって身近な疾患を丁寧にレクチャーしていただけます。

 

 

 

8月16日【木】17日【金】 大浜第一病院救急総合診療科科長 入江聰五郎先生

     入江聰五郎先生プロフィール

 沖縄で救急医+研修指導医を中心に活動中です。臨床現場を楽しい、と実感できる様なコンテンツを

開発中。
●バイタルサインからの臨床診断(羊土社)著者。
●バイタルサインのシミュレーション。

  ●臨床研修病院群 群星沖縄 若手医師救急懇話会(むりQJr)代表世話人。
●全国にて教育回診を中心にティーチングセッション活動中。

 

 

お申し込みは医師臨床研修教育部 事務担当 永井司

【病院代表】電話011-722-1110

nagai@higashi-tokushukai.or.jp