2014年度1年次研修医Part 3
(2014年6月 2日 20:19)
こんにちは。

今日は宮崎生まれ、中学から単身北海道に乗り込み、札幌医科大学を卒業した間医師。
学生時代は全国トップレベルの学力を誇り、その抜群のスペックもさることながら努力も惜しまない男である。
ただし、自分の興味の範疇以外のことには全く興味を示さない。夜、一緒に外食していても、翌朝には"今日、当直明け?"と平気で聞いてくるほどである。
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↑上の写真は夜中にカルテと向き合う狂気に満ちた串間医師の姿である。何の準備をしていたかと言うと、毎週月曜日に行われる"症例検討会"。よくありげな地味な名称だが、雰囲気は朝からまるで盛り上がってるライブハウス。上級医の先生方が早朝から数十人集まる中で発表して、質疑応答をするというもの。
1~2か月かけて最高の準備をして、最高のパフォーマンスを見せるのが我々研修医の義務である。
一人当たり年3回ほどやることになる(症例検討会とは別に毎朝、月~土に救急症例検討会してます)。
形式は学会発表と同じでPower pointを駆使して発表する。
5月から1年次研修医も発表することとなり、トップバッターを務めたのが串間医師なのである。外科研修中ということもあり、経験症例は"膵頭部癌 clinical stage Ⅳa"だった。厳しい質問にも耐えつつ、スライドの不備も指摘されつつ、簡単な質問には冷酷に回答しつつ、無難に乗り切った。"二度とやりたくない"と感想を述べているが大丈夫。あと2回ある。

ちなみに串間医師の研修目標は、学術的なことではなく、専らメンタル強化と言う。

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