こんにちは
(2015年10月16日 15:59)

どうも上野です、こんにちは。

循環器内科 八戸大輔先生は基本を、基本を、基本を、基本を、と我々に発信し続けている。

自由選択6カ月のうち7、8、9月を総合診療部へ捧げた。総合診療部はスタッフの足りていない部門であり、2年次研修医は多くを任される。肺炎、尿路感染、皮膚軟部組織感染、髄膜炎といったcommon〜重症感染症から脳梗塞、あるいはADL低下やsocial入院まで診る。患者背景も様々。軽症〜超重症まで多種多様であり、我々研修医に整形外科や外科から感染症コンサルテーションを受けることもある。3ヶ月を共にした大分大卒 萩原、旭医卒 岩田、札医卒 乙丸の3人は異常なほど多くの手技も経験し、来年度の1年次もまた多くのことを吸収できるだろう。1月には近大卒 土谷、旭医卒 福山とともに日々、Gram染色を行う日々が待っている。
基本を、言われているがこの3ヶ月に中でECMO(extracorporeal membrane oxygenation)導入をしたケースがある。循環器内科とタッグを組んで、管理した。自分自身が、集中治療医になろうという性分もあるのだろうが、市中病院で研修医がECMOをいじるなど他院ではまずない。

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当院の研修はそこらの有名研修病院のようにレールが引かれているものでは、決してない。走りたい者には走り放題の研修である。1年次に時々言うようにしているが、研修医はグレーゾーンで伸びていく。Gram染色で見えたGPDCに対して、ペニシリンGで治療開始する慈恵医大卒 遠藤翠。10月に入ってギアの上がった彼女の姿を是非、見に来て欲しい。

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