故郷九州へ
(2015年10月28日 14:38)
こんにちは、初めまして。1年次研修医の土橋と申します。同期女子3人のうちの一人です。研修が始まり早半年...頂いた夏休みという名の1週間のお休みで、実家福岡へ帰省してきました。 私はもともと北海道とは縁もゆかりもなかったのですが、どういう訳かたまたま見学に行った病院に惚れ込んでしまって、今に至るわけです。同級生には今も言われます、ほ、ほっかいどう!?雪大丈夫なの?生きていけるの?人が住むような場所じゃない、と。確かに道民の方々は雪に飽き飽きしている感があり、これから始まる冬を前に私を脅してくる病院スタッフもいます。ただ、私は一九州人として思うのです、雪は憧れの対象である、と!昔は福岡でも年に一度は雪が積もり、小学校では授業が休講になり校庭で雪合戦をしていました。それが今となっては、年に数回降るかどうか......。一面の雪景色の中にいると、走り出したくなるような、雪の上を転がりたくなるような、そんな気分になるんです。私 だけでしょうか?おかしいなあ。そんな訳で、私はこっそり冬を楽しみしています。 帰省中、南九州まで車で出掛け、道中ずっと金木犀の匂いがしていました。北海道にはあまりない木なのでしょうか、紅葉が始まる前の"金木犀の季節"があまり感じられなかった(院外にいなかったせい?)ので、北海道でやり過ごしてまった季節を九州で取り戻した感じがしました。もしかすると、雪の季節も気づかぬうちに終わってしまうかもしれませんね。 道中立ち寄った霧島神宮でおみくじを引きました。学問の欄には、いつ引いても「努力しなさい」と書かれている気がします。誰しも努力なしには伸びないということですね。ところで女子がおみくじを引くとき、学問の欄は全く問題ではありません。重要なのは下の段!縁談は叶うのに、恋敵現るとはどういうこと......面白い一年になりそうですね。神様に何をお願いしたかは秘密です。
私のお土産話はここまでです。福岡で北海道に対抗することはできませんが、九州全体だったら同じ土俵に立てるくらい、素敵なところですよ。新千歳ー福岡間は飛行機でなんと2.5時間です。おすすめは春か秋。一度足を運んでみてください。さてさて、雪を楽しみに札幌に戻ります。