研修委員長より(救急科松田知倫)
(2016年10月21日 08:26)
マッチング発表日でしたが、6年生の皆様におかれましては、思い通りの結果だったでしょうか。5年生以下の皆様におかれましては、気になる研修病院のマッチ数はどうだったでしょうか。当院の初期研修プログラムは、本年もフルマッチとなりましたが、研修委員長から2点コメントをします。
結果的には近年フルマッチを続けており、いわゆる人気研修病院であるとか、有名病院として認識している学生さんもいるかもしれません。しかしながら、マッチング中間発表の数値等からわかるように、志願者が大幅にあふれているような事実はありません。近づきがたいイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、ぜひ一度見学に来て誤解を解いていただきたいと思います。案外普通です(笑)
もう一点ですが、徳洲会の研修の代名詞であったかもしれない「ハードワーク・ハードトレーニング」というのは、そろそろ時代に合わなくなってきていると考えています。もちろん、当直回数など、他に比べて勤務時間が長いことは確かではあります。主体的な立場で臨床に携わることに加え、カンファレンスやシミュレーションのOff the Job、臨床研究の基本をふまえた学会・院内での症例プレゼンテーションが必須であり、この三者のバランスをとった研修が当院の特徴です。