久し振りにブログ投稿しました。2年目研修医の郭です。皆野に来てからほぼ2カ月経ちますが、
ネタばかりたまって殆どUPしていなかったので(と言っても大して写真を撮っているわけではありませんが)、
連載形式にして少しずつ、地域医療研修の様子を紹介して行きたいと思います。
皆野病院の手術室です。思ったよりずっと綺麗でビックリしました!!かなり快適な空間です(笑)
皆野病院には手術室が2室あって、毎週火曜日、金曜日に外科と整形外科の手術があります。
うちには外科の常勤の先生が二人いるので、大抵の外科の手術は出来てしまうのです!!
と言うわけで、必然的に2年目研修医は麻酔担当となるわけです。
この日の手術は腹腔鏡下胆嚢摘出術です。術者の左側が山下院長、右が外科の霜田先生です。
雰囲気が百戦錬磨の猛者と言った感じの方々です。奥に居るのが僕です。
ここで麻酔をかける時に一番困ったのは、筋弛緩薬のエスラックスがないことでした。
マスキュラックスしかないのです。使ったことないぞ~!!てなわけで、初めての麻酔ではいきなり未体験ゾーン突入でした。
と言ってもここは地域の病院、麻酔をかける先生は他にいないので、やるしかないのです(笑)
今はだいぶ慣れましたが。意外と流れは変わらなかったので安心しました。
時には緊急手術をすることもあります。当然麻酔は2年目研修医です。
2カ月の間に1例、消化管穿孔の症例でした。今までで一番緊張した麻酔でした。
去年の麻酔科研修の時と違い、後ろ盾はいないのです。
まさに地域医療の醍醐味と言った感じです。数少ない貴重な経験をさせて頂きました。
以上、地域医療研修 in 皆野、Part1でした~。