研修医の成長録 夏編
(2020年8月24日 16:02)
札幌東徳洲会病院研修医ブログをご覧の皆様

こんにちは、研修医ブログ担当です。

個人的に、前回の更新から変わったことと言えば、BLSとACLSのプロバイダーの資格を取得したことですかね。
BLSとはBasic Life Supportの略で誰もが特別な器具がなくてもできる心肺蘇生法のことです。具体的には胸骨圧迫やAED操作を指します。大学のOSCEや運転免許取得の際に行うアレです。
対してACLSとはAdvanced Cardiovascular Life Supportの略で、基本の心肺蘇生と共に、気管挿管などの確実な気道確保、電気的除細動、静脈路確保と薬物投与を主体とした手技によりなされる高度な処置のことを指します。
難しいことを書きましたがBLSのレベルアップしたものと考えてください。

本来なら2つの資格を取得するためには、試験会場に赴き、受講料を払わなければなりませんが、当院の研修医は病院負担で、しかも院内で受講することが可能なんです。
入院中の患者さんが急変し、院内救急コールがかかることがあります。取得前は何をしていいかわからず、ウロウロしているだけだった私も、院内救急コール時は上級医や他のスタッフと一緒に、チームとして積極的に関わることができ、医師として少しずつ成長しているのかなと思った瞬間でした。
同期と当直に入って一緒に仕事をしていると、4月とは明らかに知識も技術も身についていて焦りを感じることもあります。日々努力を怠らないようにしなければ、と思う8月末です。
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当院では、7月より病院見学の受け入れを再開しており毎週数名の見学生が来ております。救急科と総合診療部での見学が多いようです。研修医から見てもハードですが、勉強になる科だと思いますので、それを肌で感じて頂けたら幸いです。
採用試験も2回が終わり、残すところあと1回です。現在も病院見学・採用試験の希望者を募集中ですので興味のある方はぜひ下記URLから、当院ホームページをご確認ください。

https://www.higashi-tokushukai.or.jp/resident/index.html