こんにちは!
ICUの鈴木です。
今回はTCLSについて紹介します。
TCLSとは徳洲会二次心肺蘇生救急教育で、受講してテストに合格すると
ICLSの認定証(日本救急医学会認定)をもらえます。
私は昨年9月に行われた講習に参加しました。
長らくICUに勤務していますが、ACLS、BLS、ICLSに関する
院外講習に参加したのは今回が初めてでした。
当院からは医師、看護師が受講生として参加し、救急外来、手術室、
循環器外来、ICUからはインストラクターが参加していました。
患者は人形ですが、心電図をつけると正常から異常までいろんな波形が出ますし、
本物の除細動器も使用でき、必ず急変してくれます。
なんといってもインストラクターの方々の演技が素晴らしく、時に爆笑、時に焦り、充実した研修でした。
講義、実技、筆記試験、実技試験があり、私も無事に合格できました。
2日間、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をひたすら行っていたこと、
人形ですが急変した患者を救うという過度な緊張から解放され、研修の後はよく眠れました。。。
実技試験の様子です。
急変した患者さんを前に皆真剣です。本来なら看護師が行わない気管内挿管も行いました。
修了式のあと。
表情が違いますね。
修了証を手に、福岡徳洲会病院の嘉手納医師、東徳洲会病院のインストラクター(全員看護師です)と。
嘉手納先生にはカッコイイ心電図の観察の方法を教えていただきました。
正しい方法で観察すると、「お!カッコイイねぇ!!」と言ってくれます(笑)
これからも専門的なスキルの向上に努めたいと思います。
3月には当院の新棟でTCLSコースが開催される予定です。
全員合格できるよう、影ながら応援しています。