おむつマイスター誕生!!
おむつマイスター誕生!!

 今年度、褥瘡対策委員会の取り組みで、大王製紙株式会社で認定されているアテントマイスター・プロの資格を取り入れました。講師は松橋美穂さんです。第1期生は看護師6名でICU,HCUから一般病棟まで幅広い分野で活躍しているメンバーが受講してくれました。研修期間は7月から 12月の月1回、全研修6回で内容は、おむつや排泄に関する講義と当て方の技術を行いました。
第1回目と最終テストとではおむつの当て方が全く違い、受けている受講生も当たっている感じが違うと実感していました。おむつ装着後の後ろ姿はとてもきれいでした。受講生からは日頃おむつをただ当てていたけど、漏れない当て方をすることがとても大切だと実感したとのことでした。結果は全員合格です。皆の笑顔がとても素敵です。中には家族に協力してもらい練習したというスタッフも。熱心に取り組んでもらえて、企画した甲斐があります!
今回参加できていない部署もあり、伝達や実践できるような関わりをしていきたいです。
 現在第2期生は介護福祉士さんを対象に開催されています。ちょっとした工夫や改善で、劇的に変化するその様子に、大変盛り上がっていました。
写真は1期生の様子です。4月から入職される多くのスタッフに、この素晴らしい技術を伝授していきたいですね。
新入職の皆さん、楽しみに待っていてくださいね。
101_1490.JPG
日本看護学会学術集会がパシフィコ横浜で開催されました
みなさんこんにちは。
11月8-9日、日本看護学会学術集会がパシフィコ横浜で開催されました。
多くの演題が並列で行われるのですが、どれも興味深いものばかりでした。
今回はオンデマンド配信もありますので、後日確認できるので、安心して回れました。

2023年12月ブログ写真 修正後.JPG


さて、この学会に当院から採択された演題をご紹介します。
「情報を集め、退院後の生活をイメージする作業の教育要因~病棟看護師へアンケートを実施してみて~」入退院支援センターの南看護副主任です。初日一番目の発表でしたが、大変多くの方に聞いていただきました。病院内での発表に留まらず、外へ向けた発表は大変有意義です。また、多くの発表を聞くことで新たな知見を得て、自施設での参考にするなど、様々なメリットがあります。
コロナ禍の影響で、オンデマンドが広く普及しており、多くの学会が採用しているのは大変ありがたいと思います。
退院支援は現在の日本においては大変重要な課題です。しかし、治療をする病院、特に急性期の病院では退院後を見据えた関わりがまだまだ十分ではありません。
以前私の父が入院した病院では、入院翌日にソーシャルワーカーと退院支援看護師が面談をしてくれました。「いつでもご相談にのりますから」と言ってくれた言葉でとても安心したことを覚えています。

先日、当院入院中のご家族と、たまたまお話をする機会がありました。ご家族から「ここの病院に救急車で運ばれたの。でもここで本当に良かった。お父さん、体力落ちて動けなくなってきていて私一人でどうしたら良いか分からなかった。そしらたここの担当の人がね、『大丈夫!私が絶対に何とかするから』って言ってくれて、涙がでた。」と話されていました。この担当の人こそ、南副主任であったのです。患者さまやご家族に寄り添える看護を、そして「この病院で良かった」と思っていただけるよう、皆で頑張っていきたいと思います。

*担当の方に写真撮影の許可をいただきました 

2023.12.7 竹島裕美

北海道ブロック副主任フォローアップ研修が行われました
 2023年8月22日 北海道ブロック副主任フォローアップ研修が行われました。
北海道内5病院より、10名の参加。当院からは2名参加しました。
昨年に行われた副主任研修のフォローアップです。約1年が経過し、自分たちの課題やその取り組みの実践経過発表が行われました。と、その前に振り返りとグループワークを行いました。あちこちのグループで、「その悩みわかる」「そうなんだよね」など共感の声が聞こえます。悩んでいるのは自分だけではないということが分かり、ホッとした後は、「でもこのままじゃだめなんだよね」と、しっかり管理の思考過程に戻ります。
 午後からの発表は、皆緊張したと話していましたが、どれも立派な発表でした。達成できた人は、より良くするために未来に向かってどうするか。未達の人は、どこが要因なのかしっかり分析し、次に向かっての課題へ。他施設の副主任も1年前から関わっているので、自分の子供のような気持になります。「頑張ってるよ」「大丈夫!」と、発表のたびに心の中で思っていました。しかし、自施設の副主任はこれまた別格で。内容を知っているはずなのに、何度聞いても、1年で大きく成長したなあと余計に感動します。
私は担当で発表のタイムキーパーでしたが、自分が役職になりたての頃を思い出したり、共感したり、どうやって克服したんだったかなあ・・・なんて考えていたら、時計を止めるのを忘れていました。ごめんなさい。
 研修は、学ぶだけが目的ではありません。横のつながりを持つことも大切なことです。
困ったり、つらかったり、嬉しかったり。色々な場面で共に分かち合えると良いですね。

IMG_2678.JPG
IMG_2718.JPG
IMG_2732.JPG

「学会長賞」受賞!!

 ある日、画像治療検査部門の師長さんが「研究で学会長賞を貰いました!」と報告をくれました。とても嬉しい報告です。師長さんは「皆が頑張ってくれました。嬉しい。」と話します。チーム一丸となって取り組んでくれたことが伝わる報告に、私もその一員であったかのように錯覚してしまいます。その内容を是非皆さんにもお伝えしたいと思います。


 第90回日本消化器内視鏡技師学会が2023年5月26日-27日に開催されました。

 当院からは、画像治療検査部門の小熊愛看護師が参加。「医師・コメディカル全員が働きやすく スキルアップできる環境を目指して」について、様々な取り組み・工夫を発表しました。全員でのミーティング導入や重大インシデントの多職種による症例検討会。また、医師・コメディカルに対しての内視鏡室への不満アンケート調査という、なかなか切り込みにくい部分にも着手しました。互いに、なぜそのような態度なのか、もっとスキルアップして欲しいなど、思っていても直接伝えることは難しいものです。しかし、問題点を明らかにすることで、改善への道が見えてきます。私たち医療者は常に、患者・家族に対し、最良の医療を提供することが大切です。チームメンバー全員がベストパフォーマンスで臨めるようにと、誰もが思っています。

 そのような思いでチャレンジした今回の学会は、見事「学会長賞」を受賞。学会で発表するために様々な視点からデータを集め、文章にするのも素晴らしい事です。その上、受賞するということは、学会として目指していることと、私たちの看護実践を通した取り組みが合致したということでしょう。

 忙しい中、本当に頑張ってくれたと思います。これからも私たちの頑張っている取り組みを、もっと皆さんに知ってもらえるよう、ご紹介していきたいと思います。

101_1086.JPG


101_1088.JPG


*2人の写真は、左:袴田師長 右:小熊看護師です。この撮影の後、朝のミニ運営会議(各部署の所属長が集まる会議)で発表してくれました。とても立派な発表でした。



                         2023.08.15 看護部長 竹島裕美


看護部活動計画発表会
 皆さんこんにちは。
 
先日「看護部活動計画発表会」を行いました。

101_0924.JPG
 
今年度の看護部目標から始まり、各委員会の活動計画を発表しました。
 
内容は録画し、全職員が見れるようにアップします。
委員会活動は、担当者だけが頑張っても意味がありません。
スタッフに周知され、皆で取り組んで初めて結果に繋がります。

この発表会、実は昨年から始めました。

101_0920.JPG
 
今回で2回目ですが、どの委員会も昨年の反省や残された課題から、
今年度の計画に繋がっていて、大変良い発表会となりました。
 
それぞれの目標が達成できるよう、看護部も支援していきます。
年度末の報告会で成果が発表できるよう、一緒に頑張りましょう!


                   2023.06.26 看護部 竹島裕美