離床のお話。
みなさん、こんにちは。
5A病棟看護師の斉藤です(*・∀・)

先日当院では、成果報告会がありました。
私の所属している5A病棟は、消化器外科、口腔外科、乳腺外科の病棟です。
なかでも、消化器外科の患者さんが多いことから、今年の看護研究は、術後の離床について発表してくれました。

(看護研究をしてくれたスタッフです。)

成果報告会に便乗し、この場をお借りして、私も離床について少しお話したいと思います。
そもそも離床とはなにか。
ベッド上で生活していた人が、少しずつベッドから離れて、生活機能、範囲を拡大していくことをいいます。

先ほど伝えましたが、5A病棟は外科の病棟ということもあり、手術を受けられた患者さんの術後の離床が、とても重要な仕事となっています。
患者さんの多くは、手術をしたのだからベッドで安静にしてなければいけない。と思っている方がよくいらっしゃいますが、それは間違いです。
患者さんの状態にもよりますが、基本的に術後は、動く!動く‼︎動く!‼︎
これにつきます。
手術をした次の日から起き上がり、歩行訓練をしようとすると、
「えっ⁉︎もぅ動くの?」と驚かれる患者さんやご家族がたくさんいますが、
いぃんです!大丈夫なんです‼︎

とくに5A病棟は大腸の手術が多いので、手術で受けた侵襲により、動きが弱くなっていた腸の動きが、歩くことによって、腸管運動が活性化されます。
また、ベッドで横になっているときよりも立ち上がった方が肺の膨らみも変わるので、肺炎の予防にもなります。
そして、高齢の方であれば、ベッドにいる時間が長くなるほど、あっという間に筋力、体力が低下してしまいます。
それを防ぐためにも、車椅子に乗ってもらったり、歩行したりといった援助をさせてもらっています。

えっ?お腹の傷は痛まないの?
と、不安になる方いらっしゃいますよね?
術後48時間は痛みのピークと言われ術後は痛みがゼロになることは難しいですが、
患者さんの苦痛が最小限で離床できるよう鎮痛剤を使用し、痛みのコントロールも行っています。

決して痛みのある中、嫌がらせで離床を行ってるわけではありません。
患者さんが1日でも早く元気になって退院できることを願っています★

皆さん、痛みに負けず、頑張って離床しましょう‼︎














































6B病棟 ケーススタディー
こんにちは。6B病棟の看護師井川です。
 昨年度、2年目の同期と1年を通してケーススタディーを行いました
 1〜2カ月に1回事例検討を行ったり、資料を収集したり、学習を深めたりしました。先輩看護師に助言していただきながら患者さんにとってどのように介入していくことがいいのかを考えながら進めていきました。
その中で自分が深く検討していきたいテーマを決めて、最終的にまとめました。その成果を3月に行われた病棟会議で発表しました
今回のケーススタディーを通じて患者さんと共通の目標に向けて試行錯誤しながら一緒に頑張っていくことの大切さを改めて実感することができました。これから、3年目としてさらに前進できるように頑張っていきたいと思います‼︎

ケーススタディーメンバー