診療看護師の今井です。
8月31日に行われた日本集中治療医学会北海道支部学術集会にシンポジストとして参加してきました。
今回の看護師シンポジウムは「クリティカル領域における看護師の役割拡大とチーム医療」というテーマで、
診療看護師と働いている当院の松田副センター長、特定行為研修を受けた他病院の看護師2名と僕がシンポジストとして
日々の活動と今後の展望についてセッションしてきました。
看護師の役割拡大として、特定行為研修や大学院教育が行われていますが、
その目的は行為が行えるようになることではなく、行為を行う過程として臨床推論ができるようになることです。
臨床推論を行える看護師が増えることで、チーム医療の質を高め患者が安全でタイムリーな医療を受けることにつながります。
当院でも診療看護師を増やし、より質の高い医療を提供できるように日々がんばっていきたいと思います。