COVID-19患者急変時の対応

ERの清水です。
5月12日、COVID-19(新型コロナウイルス)患者の急変時対応の勉強会を行いました。
ニュースなどでも取り上げられているように、COVID-19感染者は呼吸器症状をおこしやすく、重症となれば人工呼吸器・ECOMを装着しなければいけない状態となります。今回は、人工呼吸器管理必要患者の挿管方法ついて勉強会を開催しました。


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COVID-19の感染経路は飛沫感染とされていますが、PCR検査や痰吸引、挿管時にエアロゾルが発生する処置の場合は、感染管理をより厳重に行う必要があります。今回はエアロゾルから処置者を守るためにアクリル板を使用した挿管方法について、デモンストレーションを行いながら、どのように行うとスムーズで安全に挿管処置を行えるかをスタッフで検討しました。



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このアクリル板は以前にSARSが流行したときに世界の様々な医療施設で活用されたグッズです。



現在も自粛要請が続いており、ステイホームを余儀なくされている現状で、苦難をしいられている方が多いと思います。1日でも早くCOVID-19が終息することを願うとともに、我々は医療者としてできる限りの力を尽くしたいと考えています。

新人看護師さんが入職しました!

4月1日に新卒看護師さん39名、既卒看護師、助手さん合わせて計47名の方が入職しました。職員一同心待ちにしていましたので、元気な姿でみなさんにお会いできて感無量でした。全体の入職式は短時間で終了しましたので、看護部職員は私から辞令を渡させていただきました。皆さんのやる気や思いが直接伝わり、私自身も身の引き締まる思いでしたし、新たな頼もしい仲間が増えたことをとてもうれしく感じました。2週間後のフォローアップ研修は点滴や注射器の取り扱いの演習です。白衣姿も少し板についてきた感じですよね?3蜜を避けるために中止になる研修もありますが、時間を短くしたりしながら可能な限り実施しています。また、現場でも皆一所懸命頑張ってくれていて「楽しい」とか「みんな優しくしてくれます」という言葉を聞くと安心します。これからは段々と大変なことも増えていくと思いますが、みんなと一緒に山も谷も乗り切って行きますよ~!

学生さんたちは今インターンシップにも参加できず就職に対する不安も大きいと思いますが、急性期に興味がある方は是非一緒に頑張ってみませんか。とにかく皆さんも健康に留意して勉強頑張ってくださいね。コロナの一日も早い終息を心からを願っています。

看護部長 坂本眞起代

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