豚の心臓で勉強会!!
(2014年4月18日 18:13)
心臓血管外科の医師による、心臓弁膜症の勉強会が院内で開かれました。
毎年恒例にもなっていますが、時に緊急手術のため、急遽中止になったりすることもしばしばありますが・・・。
この勉強会では本物の心臓を用いて説明をしてくれます。
本物といっても、人間ではなく、人間と解剖がよく似た豚の心臓を使用して行っています。先生が心臓を切開しながら、モニターでスクリーンに映しそれを見ながら私たちも同じように行うという方式になっています。
(若干先生のペースが早いこともありますが・・)
心臓の解剖を説明してくれ、教科書とはまた違い、本物で体験できるというとても、勉強になります。
途中、わからなくなったときは、もう一人の心臓外科の先生に助けを出し、説明してもらいながら進むこともできます。
弁膜症なので、最後には人工弁をつなぐところまでおこなってくれますが、そこもまた、見所の1つです。
循環器・心臓外科の病棟看護師はもちろん、ICU,オペ室、HCU、リハビリ、薬局などのスタッフの参加もあり、院内のどの部署からも参加できるので、すごく勉強になります。
毎回参加していますが、心臓の手術はすごく細かく集中力を要するものだと実感します。なので、私たちも手術後の管理というところでは、十分に注意して患者さんをより早く自宅へ戻れるように看護しなくてはならないと実感します。