日本看護学会学術集会がパシフィコ横浜で開催されました
(2023年12月 7日 11:16)
みなさんこんにちは。
11月8-9日、日本看護学会学術集会がパシフィコ横浜で開催されました。
多くの演題が並列で行われるのですが、どれも興味深いものばかりでした。
今回はオンデマンド配信もありますので、後日確認できるので、安心して回れました。

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さて、この学会に当院から採択された演題をご紹介します。
「情報を集め、退院後の生活をイメージする作業の教育要因~病棟看護師へアンケートを実施してみて~」入退院支援センターの南看護副主任です。初日一番目の発表でしたが、大変多くの方に聞いていただきました。病院内での発表に留まらず、外へ向けた発表は大変有意義です。また、多くの発表を聞くことで新たな知見を得て、自施設での参考にするなど、様々なメリットがあります。
コロナ禍の影響で、オンデマンドが広く普及しており、多くの学会が採用しているのは大変ありがたいと思います。
退院支援は現在の日本においては大変重要な課題です。しかし、治療をする病院、特に急性期の病院では退院後を見据えた関わりがまだまだ十分ではありません。
以前私の父が入院した病院では、入院翌日にソーシャルワーカーと退院支援看護師が面談をしてくれました。「いつでもご相談にのりますから」と言ってくれた言葉でとても安心したことを覚えています。

先日、当院入院中のご家族と、たまたまお話をする機会がありました。ご家族から「ここの病院に救急車で運ばれたの。でもここで本当に良かった。お父さん、体力落ちて動けなくなってきていて私一人でどうしたら良いか分からなかった。そしらたここの担当の人がね、『大丈夫!私が絶対に何とかするから』って言ってくれて、涙がでた。」と話されていました。この担当の人こそ、南副主任であったのです。患者さまやご家族に寄り添える看護を、そして「この病院で良かった」と思っていただけるよう、皆で頑張っていきたいと思います。

*担当の方に写真撮影の許可をいただきました 

2023.12.7 竹島裕美