貧乏舌、極まれり。

2017年06月01日

二年次研修医、住吉です。
徳之島よりご報告です。

3月から乗り込んだ地域実習なんだかんだと終わりに近づいてきました。
2か月と短い間でしたが、たくさんの症例を見ることができましたし、運よく同期にも恵まれました。

何より収穫になったのは違う病院の同期と2か月働いたことだと思います。
福岡徳洲会病院、上尾中央総合病院、大阪大学医学部付属病院の2年次と同時期に研修しました。 

同じ患者さんをみるにしても、やる検査が全然違っていたり、考え方も違ったり、上級医を呼ぶタイミングも違ったり、自分はこの分野の知識は強いけど、ほかの研修医はこの部分が強い、とか色々と勉強になりました。
 
正直、自分の病院はほかの病院とくらべて、見れる症例も多いし、できることも全然多いだろうとか、すこーし井の中の蛙になっていましたが、ほかの病院はそこはそこで自分の知らないことを学んでいたり、手技の数も違っていたりと、思うことはたくさんありました。大学の研修とかは勝手に、手技とかなくて先生の後ろでみるだけの研修かとか思ってましたけどそういうわけでもないんですね。ゴメンナサイ。 

ただまあやっぱり自分には、札幌東の研修があっていたし、そこで研修していなきゃ、こういう自分でなんとかしなきゃいけない場面では、活躍は不可能だろうな、と思いました。
自分でもそこそこ通用したので、これから徳之島に研修に行く、高橋先生や、山田先生なんかはバケモノあつかいされることを期待しています。うらやましい。

あとはあれです。  
自分へのご褒美に、先日伊勢海老を食べに行きました。
はずかしながら人生初の、伊勢海老です。ココロオドル アンコールわかす DANCE DANCE DANCEな気分でREADY GOしました。実際歌ってたと思います。

鼻唄混じりに、一口たべて、確かにうまかったです。うまかったんです。
けれど、刹那、喉に違和感が生じました。例えるなら、喉の中を蚊に刺されたような、もう少し具体的には、
キウイアレルギーの僕がキウイを食べたときのような、そんな感覚です。

嘘だろ、札幌にきて、カニやエビを生で食べている僕が、アレルギーなはずがない。気のせいだ。そうに違いない。多分このタイミングでたまたま風邪をひいたんだ。そう自分に言い聞かせ、もう一口食べました。
なんとその瞬間、住吉の体は赤く発光し、体調が悪化しました。

うわあ風邪が悪化した。風邪にちがいない。風邪風邪。
そうはいったものの恐怖心から伊勢海老を尻目に敵前逃走。そいで吐きながら病院にもどり、vital測ったところ、血圧低下あり、rate120overとなっていました。うわあ、風邪風邪。重症の風邪。

  

当直の同期がひとこと、アナフィラキシーだね、と。
その瞬間、僕は一生伊勢海老をたべられないことが確定しました。
why?かっぱえびせんは食べられるのに?

ボスミン、ポララミン、ファモチジン、ステロイドがどんどんと僕の体内に入れられました。ああ、色んな研修の違いはあっても、こういう症例は、入れる薬同じなんだなとしみじみしつつ、入院しました。


かくありき、こうして僕は、普通の庶民エビは食べられるけど、伊勢海老はアレルギーという、究極の貧乏舌を手に入れていました。許すまじ、徳之島。もう帰る。

ということで月曜日から、札幌のみなさまよろしく。
ではまた。


追伸
                                                                                               
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徳之島で痩せてくるとかいったけど、嘘つきました。今度また痩せときます。
第2回 医師国家試験対策セミナー

2017年05月25日

昨年大変好評いただきました医師国家試験対策セミナーを
7月22日(土)、23日(日)1泊2日で開催をいたします。
講師は某医師国家試験予備校、現当院救急医、medu4、国師のトリセツでおなじみの民谷健太郎先生です。
2日間、約7時間の集中講義をニセコという、いつもと違う大自然に囲まれた環境で講義を受けることができます。
国試に向けてそろそろ準備を、と思っている医学生の皆さん、本セミナーに参加してスタートダッシュをきりませんか!
一人一人にしっかりとサポートさせていただく為、参加は限定15名としています。
お早目に下記担当者までお問合せ下さい。お待ちしております。

札幌東徳洲会病院 永井司・松山智行  

mail : ishi_kenshu@higashi-tokushukai.or.jp

TEL:011-722-1110

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札幌東徳洲会病院医師国家試験対策セミナー


【場所】 ニセコ フリージアログヴィレッジ

    http://www.neseko-golf.com/

【参加費】 5,000円/人(参加費・宿泊費込)

【スケジュール】

722()

10:00 札幌東徳洲会病院集合(大型車でニセコへ、道中で昼食を取ります)

14:00 対策セミナー(ログハウスにて)

18:00 懇親会


723()

6:30  起床 

8:00  対策セミナー(ログハウスにて)

11:00   帰札

14:00 解散(予定)

説明会@okinawa

2017年05月22日

お久しぶりです。1年次研修医の崎山です。

最近すっかりブログの更新を忘れておりました。
仕事してると時間が立つのが本当に早くてあっという間に2ヶ月が経とうとしています。個人的には、忙しさにかまけてあまり勉強がはかどっていないのでこれから更に気合を入れていきたいですね!

さて、先日我が母校琉球大学向けの徳洲会グループ説明会に、当院代表として私と伊藤の2名で行ってきました。
やはり沖縄は最高ですね。疲れた心身をきれいな海と可愛がっていた後輩達が癒やしてくれました。
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説明会会場隣のトロピカルビーチにて。写真が下手くそですね。
次帰ったときはもっと綺麗に撮れるようリベンジします。

説明会には事前に宣伝していたこともあり、たくさんの後輩達が来てくれました!
当院に興味がある、見学に行きたいという学生も多く嬉しい限りです。

説明会の写真は残念ながら撮り忘れてしまいましたが、、、

ちなみに来月は僕が救急科ローテートなのでぜひ見学しに来てください。どんな研修をしているか肌で感じることができるかと思います。


次回のブログは研修医紹介の続きをしたいと思います。
(これ二人ずつくらいのペースじゃないと年内に紹介しきれない気がしてきた。。。)




SENCE vol,6~神経救急セミナー 6月17日(土)開催!!

2017年05月11日

毎年ご好評いただいております神経救急の勉強会を開催いたします。
今年で第6回目となり、昨年より事前にe-laerningで動画での自己学習が可能となりました。
医学生はもちろん研修医、医師、看護師、コメディカルとどの職種の方にもご参加いただけます。
実際に体を使っての参加型勉強会なので、しっかりと身に付けて帰っていただけます!
席に限りがありますので、興味のある方はぜひご連絡ください。
セミナーの詳細は下記よりご確認ください。

*セミナー名*
SENCE(Sapporo East Tokushukai Hospital Neurologic Course for Emergency)vol.6
~神経救急の"センス"を身につける学生・研修医のための1日コース~

*開催日時・場所*
2017年6月17日(土曜日)12:00~17:00 ※受付開始11:45
会場 札幌東徳洲会病院  新棟5階 センターホール
参加費は学生1500円、その他3000円

*セミナーの概要* 
 コモンディジーズの脳卒中やめまい、よくある頭部外傷を勉強します
 研修医が苦手な箇所を丁寧に説明します。
 実際のベットサイドの診察・手技は体を動かして体感します。
 神経救急領域では全国でも類をみない学生・研修医参加型のセミナーです。

*過去の参加者コメント*
 脳神経外科医師へ自信をもってコンサルトできると思います。(研修医1年目)
 脳卒中の患者役を演技したのが実は一番が勉強になりました。(医学部6年生)
 体をたくさん動かして学ぶことスタイルは大学の授業でとは違い、すごく楽しかった。(医学部5年生)
 身体所見から どこに異常があるか「攻めて」MRIを読むことができそうだ。(研修医2年目)

*コース詳細*
Section1 攻めの3分間の神経身体診察 & 攻めのt-PA
Section2 麻痺患者のCT/MRIピンポイント指摘読影術
Section3 ERから専門医へつなぐ脳卒中の治療アップデート。
Section4 画像に頼らない、明日から使えるめまい診察伝授。
Section5 軽傷頭部・頚部外傷CTいつ取るの?取らないの?
(*内容に関しては一部変更になる可能性もあります。)
下記URLからも詳細が御確認できますので、ご参考ください。
http://www.higashi-tokushukai.or.jp/early/sence/sence.pdf

すべての座学がe-laerningで動画での自己学習できます。
動画は参加者各自に連絡させていただきます。

動画の閲覧はセミナー受講後に見れなくなることがありますが受講後も閲覧可能なアカウントをプレゼントします。
セミナー後に確認したいときは、いつでもどこでも半永久的に閲覧可能なので大変お得です。
定員数に限りがございますので申し込みはお早 めにいただくことをオススメいたします。

*申込み方法*
 参加希望の方はご氏名(漢字・ローマ字)、病院・所属科・所属科または学校名・年次、、卒業年次、研修医 、看護師、コメディカルを明記の上(医学生の方は大学名と年次とメールしてください)、メールで下記担当者へお申込みください。
E-mail:matsuyama@tohtoku.jp

札幌東徳洲会病院 SENCE事務局 松山智行  代表:011-722-1110

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研修医紹介 vol.2

2017年05月01日

おはようございます、1年次研修医 崎山です。

当直に入り始めてはや3週間。
未だ出会う症例のほとんどが初めてという状態で、対応にあたふたしてしまいます。
当院ではまずfirst touchを1年目にさせて貰い、先輩や上級医にアセスメントしてサポートして貰っています。
最初はわからないことだらけで辛いことも多いですが、症例に実際に触れ自分で考えることで成長が得られると思います。


では待ちに待った研修医紹介コーナーです。
マッチングを考えてる学生さんはどんな先輩がいるのか、ブログでも覗いてみてください。
まずはわれらがリーダー大久保の紹介です!
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皆さま初めまして1年次研修医スーパーリーダー大久保諒です。
まずリーダーになったいきさつをお話しします。
私たち東徳洲会の研修医はブログ係、当直表係などそれぞれ仕事が当たるのですがリーダーが一番ラクなのです。
入職式でカミカミの挨拶をした私は仕事決めの時一番ラクなリーダーをやりたかったのですが自分からリーダーやりたいと言うとこいつヤバい奴だと思われるので、「いや一応入職式で挨拶したけど俺なんて全然リーダーとか向いてないし、てへ」とか言いながら自分がラクな仕事になるように仕向けてました同期の皆さんごめんなさい。特に当直表係とかは絶対にやりたくありませんでした。

さて、

ざっと経歴を話すと生まれは北海道浜中町で釧路市で育ち、旭川医大を卒業してこちらの研修医になりました。要するに田舎者です
初めて地下鉄に乗った時カッコつけて吊革に捕まらなかったら発進時僕だけヨロけたのを今でも鮮明に覚えてます。
部活はサッカーとバンドをやってました。

研修医生活が始まり一ヶ月が経ちましたが日々自分の無力さにモンモンとしながらフラストレーションを筋肉に変えるべく筋トレに励んでおります。幸い同期には恵まれ長身ハーフイケメンから変態、空手美女まで取り揃えております。
長くなりましたが僕らの学年は仲が良くいい奴ばっかりなのできっとやりやすいとおもいます!ハードなだけではなく毎日開かれる勉強会や抄読会などインテリな部分も充実しているので是非病院実習に来て下さいね!

p.s 仕事ができないと全くモテません

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参考:前列右から2番目がリーダー大久保。