2014年度1年次研修医Part 5

2014年10月13日

こんにちは。

今日はちょっとした小ネタ。
救急外来は4ブースと大部屋、個室で成っている。現在の増築工事が終了すれば6ブースとなり、さらなる患者受け入れが可能となる。

で、ネタは第1ブース冷蔵庫下にあるbox
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何が入っているのか知っている研修医はそうはいないと思われる。

中にあるのはエンジェルセット

当然、ER搬入後にその場で亡くなる患者も存在する。御遺体には点滴の管が入っていたり、場合によってはペースメーカーが入っていることがある。そのときに、管抜き、止血縫合、ペースメーカー取り出しのために使うキットが"エンジェルセット"である。ちなみに御遺体を拭いたり、これらの処置のことを"エンジェルケア"と言うらしい。

このエンジェルケア、札幌東徳洲会病院の研修医で患者死亡宣告後、自然と出来る研修医が、1人いる。

産業医科大学出身 中村健太医師

と、思いきや、先月ローテートした循環器内科では、ギリカタ ニーサンこと、片桐医師より辛辣なコメントが残されている。

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、、、どっちが本物の姿なのか乞うご期待。
#中村医師は3連休最終日、日直(9-17時)で救急外来の平和を守り、午後9時現在、虫垂炎の手術真っ最中。頑張っております。


≪今日の1枚≫
専門医資格を失いそうになって焦って医局に相談に来た副院長&スゴク悪い顔をしている外科医長
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第10回 EMA meeting プレゼン大会で優勝しました!

2014年10月10日

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第10回 EMA meetingのジョブフェア(後期・初期研修医勧誘)のプレゼン大会で、
当院の研修医 森 / 救急科医長 松田によるプレゼンが、

国立国際医療センター、自治医大付属さいたま医療センター、亀田総合病院、東京ベイ・浦安市川医療センター、聖路加国際病院という名だたる一流病院を抑えて圧倒的得票数で
最優秀プレゼン賞を獲得しました!




※森の作成したスライドが「あまりにも攻めすぎていて公序良俗に反する」として、Web上での公開を禁止されたため、ホームページで公開されたのは松田医長が手を加えた一般向けの紹介スライドとなっております(実話です)。オリジナルのプレゼンが見てみたい、あの感動をもう一度、という方はぜひ当院へ見学にお越しください。




一般向けスライドはこちらで公開されております⇛http://www.emalliance.org/wp/hospital_membe/kit/sht-er
当院の救急研修、初期研修がどんなものかご興味のある方は是非御覧ください。




注釈 EMAとは?
Emergency Medicine Alliance(EMA)と呼ばれる若手救急医の組織です。
キャッチフレーズは「夢と、若さと、情熱で日本の救急医療を変える!」。
Official HP⇛http://www.emalliance.org/wp/

メインとなっているのは10年目前後の若手救急医ですが、その参加者は医学生から大学の救急科の教授に至るまで実に1600名に及びます。

普段はメーリングリスト上で、お互いの症例をシェアしあったり、日常臨床での疑問点をぶつけあったり、論文や勉強会の情報を交換しています。今日本で最も活発な救急医療のメーリングリストです。

年2回のmeetingと呼ばれる勉強会では、全国各地から地域を支えるER型救急医が集結し、豪華講師陣の講演の他、実際に手を動かすハンズオンワークショップや、シミュレーションを行い、皆でスキルアップを測っております。もちろん、勉強の後は、飲み会で親睦を深め合います。


救急医療にご興味がおありの学生、研修医の方は必ず登録を!上記のOfficial HPから登録できます。meetingでお会いしましょう!


【研修医旅行2014夏 in Furano 9/13-14】~研修医より~

2014年09月20日

こんにちは。

 

先週、研修医旅行なるイベントがありました。

 

土曜日お昼から日曜日夕方まで研修医全員が院内から消えるという、年2回開催されるイベント。

病棟管理をなさっている看護師さんからしたら悪夢のようなイベント。

研修医嫌いの看護師さんからしたら夢のようなイベント。

 

目的地は、富良野

ツアーコンダクターは、フランス料理ヴルーテの息子、五月女医師。

北海道大学山岳部OBだけあって、それらしいペンションにそれらしいアクティビティでした。

BBQの様子ですが、雰囲気の良さが伝わってくるでしょう。

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ただ、全員揃って時間を取れる機会はなかなかないので、しっかり話し合いをする機会にもなりました。

1時間の予定が、おそらく2時間くらい話し合ったのでは?(お酒が入ってるので議論も活発です)

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次の日を気にしないで良い(Now is the time!)、という感じで飲んだので、翌日のアクティビティでは二日酔いの影響で、不覚にも、カヌーをしながら空知川に嘔吐をしました。

 

嘔吐物はヘパリーゼW HYPER 350-

 

2年次研修医リーダー鈴木医師が買ってくれたヘパリーゼを全て吐き出しました。

川魚たちもどん引きです。他のカヌアーたちを喜ばせたので良しとしましょう。

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ちなみに私のデスクにはサルトル"嘔吐"が置いてあります。

ある先生は、"あいつ、嘔吐についてブットイ本1冊持ってるぞ!ヤベェな!"なんておっしゃっていたらしいですが、そんな訳ないんですよ。サルトルなんですよ。


Fisherman

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EZO-GIMER

2014年09月13日

こんにちは。


今年もやってまいりました、「EZO-GIMER」・・・蝦夷ーGeneral internal medicine & ER

ー北海道中の教えたがりと、知識に飢えている研修医、意欲旺盛な学生、イベント好きな学生が集結する当イベントー

今年で2回目となり、病院をあげてのイベントとなっている。

去年に引き続いて70人近くの人々が全国から!

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トップバッターは、21世紀のWilliam Oslerこと、勤医協中央病院 松浦先生。自伝出したら翻訳します!

 その後、当院に月2回お越しいただいている所謂"カゼ"こと、岸田先生による穿刺液の読み方、市立札幌病院の佐藤先生による血液ガスの読み方は、研修医にとっては必須の知識であり、活用する場が多いものだ。

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話題の勤医協中央病院のダイノ先生による腰・肩の診察方法は、当院には整形外科休診中のため、大変貴重な経験だった。

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家庭よりも聴診器を愛する濱口先生。聴診器のコレクションは何個くらいでしょうか?

ちなみに私はサングラスコレクターです。

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当院救急科の増井先生による心電図の講義からスタートたった一個の紙コップから心臓のモデルを作り出し、心電図を3次元的にイメージさせる。研修医だけではなく、国家試験を控えた学生にもとても為になる講義であった。

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最後はあのドクターGでもお馴染み、徳田安春先生。身近な症例から珍しい症例まで様々な症例をあげて、それに関する身体所見や特徴について講義だ。我々研修医がいつも慣習的にやっている身体診察も、徳田先生のお手本を見ると意外とわかっているようでわかっていないことを自覚させられる。目から鱗が落ちる講義であった。

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アンケートを見ても、皆さんそれぞれ充実した時間を送られた様子が伝わってきました。第2回EZO-GIMERも大変有意義なイベントとなりました。皆さん、ありがとうございました!

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2ヶ月ぶりの

2014年09月02日

こんにちは。

 

私、上野は1ヶ月間のER研修を経て、総合診療部で武者修行に出ております。

 

さぁ、今晩は久々にやってまいりました、夜の名物"野獣当直"

当院1年次研修医の野獣と言えば、フレンチレストラン ヴルーテを実家に持つ五月女医師、夏休み明けで笑顔の絶えない怒りんぼの細井医師の二人

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4月辺りはまだ他の職員たちも"野獣・・?"というような反応を見せていましたが、今では"あーもう片方の野獣は?"なんてことを言う看護師さんまで。

きっと明朝の当直明けには野獣臭漂わせながら朝のカンファレンスに臨むこと間違いないでしょう。そう、臭いんです。

 

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明日は、信州大学から3人学生さんが来られるようです。当院のカピバラこと竹内医師の後輩にあたるようなので、優しくしましょうね。

 

See ya!!!