白井敬祐先生レクチャー

2012年08月01日

7月12日にサウスカロライナ医科大学 血液腫瘍内科 白井敬祐先生がいらして、研修医にレクチャーをしてくださいました。

 

白井先生は4年前より当院の研修指導でアメリカから来ていただいています。今年も大変多忙なスケジュールの中2日間にわたり、研修医の提示する症例についてカンファレンス形式でレクチャーしていただきました。

(写真中央が白井先生)

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一つの症例から話題を広げ様々な視点から討論を行っていく形式や、1回の当直で経験した全症例を総ざらいする形式などで行い、疾患に対する考え方や適切な救急対応について、またカンファレンスの進め方についてのアドバイスなどもいただき、大変勉強になりました。

 

またサウスカロライナの医師のライフスタイルや、白井先生の専門である腫瘍内科に関する知見などいろいろなことについてお話を伺うことができました。

 

今回勉強したことを今後の研修や診療に活かしていきたいと思います。

白井先生ありがとうございました。

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医学実習生

2012年07月27日

夏休みに入り医学実習生が全国から来ています。

学生に「なぜ当院を実習先に選んだの?」と聞いてみると「5年生は大学の先輩の勧め」が圧倒的に多いのが分かりました。

また6年生は「先輩が札幌東で研修しているから」「マッチングを考えているから」などが多かったです。

2回目・3回目の学生となると「この研修医の先生の時に当直をお願いします」「この先生と実習させてください」等指名されるようになってきました。指名される研修医の先生は指導にも熱が入りますよね。

 

夏休みの医学生は今現在5・6年生合わせて60名の申し込みがあります。

当院の実習は絶対に暇にさせない「目配り・気配り・心配り」を心がけています。

夏休みを無駄にさせませんので是非実習にお越しください。まだ8月は余裕があります。

弘前大学説明会

2012年07月26日

こんにちは、研修医一年目の百瀬匡亨です。初めてブログを書きます!
先日弘前大学の徳洲会病院説明会に行ってきました。
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弘前大学の学生はとても礼儀正しく、真剣に将来を考えていてちょっと感動しました。自分が大学4、5年の時とかはテニスばっかやっていたのに、、
懇親会でもその積極的な姿勢につられて一人一人とついつい話が盛り上がってしまい全員と話すことは出来ませんでした、、残念。
若いエネルギーをたくさんもらった説明会でした。弘前大学のみなさん是非一度見学に来てください!一緒に仕事をしましょう!

説明会も終わったので、名物を食べようと弘前の街へ!
目指すは大間のマグロ!ホテルの人にどこで食べられるか聞いてみると「弘前では食べられないよ、食べたいなら大間へ行かなきゃ。」なんだと、、、この時期のマグロは全部東京に出荷されてしまうのだとのこと。
旬じゃないと青森でも大間のマグロをめったに食べられないとのことでした。
 
しかし!!

事前に調べた情報では弘前にはまだまだ名物がある!
気持ちを切り替えてもう一つの名物「煮干しラーメン」を食べに繁華街鍛冶町へ。
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煮干しの香りがすごい!  スープにも煮干しの粉末が浮いていました。
モチモチの中太麺と脂身の少ないチャーシュー。出汁のきいたさっぱりとまとまったラーメンでした。弘前大学の学生さんに教えてもらった「たかはし」というラーメン屋には時間がなく行けませんでした(泣)
翌日弘前城を見て、当直の待つ札幌へと帰りました。
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スクラブ揃えました!

2012年07月13日

例年の事ですが1年次研修医はスクラブを揃える事が慣例となっています。

今年はこんな感じで揃えたようです。

何事も「外見」からです。

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押忍、IBDセンター。

2012年07月09日

押忍、二年次研修医のうち、お金を使う道がなく貯金がたまっていると思われている奴、長島です。
いやいや、僕だって本以外にも買い物するんですよ。通信販売とかやりますし。
最近買って気になっているのがこれです。
DSCF2513.JPG(苦情が来たら速攻で消します。逃げ足は速い方です。)
早く、排水溝に装着してみたいです。よくわかりませんが「抗菌加工」、「特許申請済み」らしいです。

先月、僕はIBDセンターをローテートしました。
IBDとは炎症性腸疾患のことで、inflammatory bowel diseaseの略です。主に、潰瘍性大腸炎やクローン病を指します。
IBDは未だ治療が困難な疾患の一つで、かつ、比較的若年で発症するために、仕事や学業に影響することが多い疾患です。
一カ月しかローテートしませんでしたが、IBDはすごく難しい疾患で、当院IBDセンターの先生方が日々奮闘されていることがよく分かりました。
IBDの治療の一つに、経腸栄養というものがあります。経鼻チューブを入れて摂取するのですが、患者さんの気持ちを少しでも理解するために僕も福田先生と一緒にやってみました。(チューブは放射線科から頂戴しました。Yさんに「給料から天引きですよ」と言われました。(泣))
DSCF2510.JPG(8Frチューブです。福田先生は撮影中。)
正直、地獄のような苦しみでした。何度もせき込み、涙・鼻水をたらしながら、5度目のトライでやっと入りました。入れた後、少しは改善するものの、チューブが入っている感覚は残り、大変でした。
早速投与開始。
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(実際はポンプを用います。二人の悪そうな顔を見てください。)
DSCF2503.JPG(って、ラーメンを投与するのかよ!!)
すごくお腹が暖かくなりました。
この翌週、上部内視鏡(胃カメラ)も、三年目研修医のDr.Sにしていただきました。こちらも、すごく辛かったです。

結論としては、患者さんのことを思い検査・治療をすることは大事ですが、苦痛を伴うものもあるので、患者さんの気持ちを慮ることが重要であることを改めて学びました。「患者さんの気持ちがわかるように」とよく言われますが、とても大事なことですね。

これからも研修中、いろいろなことにトライしてみたいと思います。