総合内科の真髄

2011年05月19日

こんにちわ。2年目研修医のO東です。
現在は総合診療部で感染症や呼吸不全、電解質異常など当院の特定の科に当てはまらないような疾患を中心に日々診療をしています。

他の診療科以上に、総合診療部では1,2年の研修医中心に入院、診断、治療、退院に至る流れを上級医にプレゼンしながら診療に携わっています。日々頭を悩ませながらも良い研修を行っています。

時には私たちのチームで考えても病態が分からないような患者様もいます。
教科書を読んでみたり、文献に当たってみたりしても病態が理解できないような事は少なからずあります。

こんな時に札幌東には月1ペースで大隅鹿屋病院総合内科のSUPER Dr.、田村先生が来院してくれます。私たち研修医が悩んでいる症例をプレゼンすると豊富な経験から学問的な内容から臨床的な内容まで幅広くアドバイスをいただけます。

先月には1週間ほど発熱源が分からずに悩んでいた患者さんの診断がプレゼンと診察だけでついたり、リンパ節炎に対する対応を経験的に教えていただきました。

4,5月は行けなかったけど、時間のあるときにはすすきのに一緒に飲みに行き、病院では質問できなかったことを教えてもらってます。

遠く鹿児島から月に1回来ていただいて本当に研修医一同感謝しています。ブログ上ですがこれからもよろしくお願いします。

写真は先日にいらしたときの写真です。みんな楽しそうだな。

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研修医募集説明会を開催いたします

2011年05月17日

【事務担当】

札幌東徳洲会病院研修医募集説明会を旭川と札幌で開催致しますので当院の研修内容に少しでも興味のある医学生の皆さんは是非参加して下さい。

当日は当院の研修内容を詳しく説明させていただきます。指導医・後期・初期研修医・事務担当が当日は参加いたします。

懇親会も予定していますのでこの機会に研修医から色々な情報を収集して下さい。お待ちしております。

 

【旭川会場】

日 時 平成23617(金) 

●説明会 1900分~2000分 

●懇親会 2000分~2130

会 場  (ラ・フォレスタアンジェロ)  旭川聖ピエール教会
旭川市神楽岡81丁目3238
TEL.0166
657777

 

【札幌会場】

日 時 平成23624(金) 

●説明会 1900分~2000分 

●懇親会 2000分~2130

会 場  クロスホテル札幌 3階 レストランagora 

電話 011-272-0068 札幌市中央区北2条西2丁目23番

 

     両会場とも軽装でお越し下さい。

     事前の予約は必要ありません。

     会費は無料です。

 

【お問い合わせ先】

医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院 臨床研修管理委員会

事務担当 永井司

電話 011-722-1110  FAX 011-722-0378

E-Mail nagai@higashi-tokushukai.or.jp

 

 

嗚呼、研修医生活

2011年05月15日

どーも。こんにちわ。
札幌東徳洲会病院の研修医一年目小笠原です。今、総合診療部をまわらせてもらっております。

研修医になってすごく思うのは、大学を卒業しても、国試に受かっても、本当の意味で医者になるのはまだまだ先のことなんだなということです。大学生活後半、毎日ひーひー言いながら図書館に通って国試の勉強をしてお勉強していた訳ですけれども、研修医になってから役に立ったことなんて今のところほんの一握りのような気がします。現場で行われていることってほとんど、試験勉強の中には出てこないんですよねー。そのギャップに毎日驚かされています。例えば、薬の名前がそう。恥ずかしながら、大学生時代は不真面目に経過したために病棟で普通に飛び交っている薬の名前もほとんどわかりません。いちいち今日の治療薬で調べています。ドパミン=イノバンとかね。

輸液とか患者さんの 栄養/水分 の管理も結構自分の課題だったりします。患者さんの体格や年齢やおしっこやBUN/Creをみて、
「脱水なのかなー。どのくらい補正したらいいのかなー。何を入れたらいいのかなー。心機能はどうかなー。どのくらいのスピードで入れたらいいのかなー。」
とか考えているとそれだけで結構時間がかかるんですよね。次から次へと舞い込む仕事に本を開く余裕もなかったりします。

栄養に関してもそう。レナウェルA テルミール CZ−Hiとか今まで全然勉強したことないし、それぞれの特性やどんなときに使えばいいのかもいまいちつかめていないです。

言い出したら、きりがないのでこの辺にしておきますが、とにかく、やることは山ほどあります。本当の意味で医師になるには大学卒業後も不断の努力が必要なんだと日々感じている次第です。ではまた。
めぐりあい

2011年05月15日

南の国からこんにちは。

100%九州男児の研修医1年目Oです。

出身大学ではmuscleと呼ばれておりました。

自慢の胸筋を触られると喜びます。

以後お見知りおきを・・・

 

さて、九州から出てきて早2ヶ月。

色々なことがありました。

・北海道に降り立ったその日に、3回転倒して危うく自分の入職する病院に運ばれそうになったり(地面凍結)・・・

・回転寿司の美味しさに感動しつつメニュー全制覇目指していると、先輩方から食いしん坊キャラのレッテルをいただき(また奢ってください)・・・

・毎日ぬくぬくと部屋の暖房を入れていたところ、ガス・電気代の請求が〇万円になってしまったり(だって寒いんだもん)・・・

etc

同じ日本ながら、九州との違いに衝撃を受けつつ、毎日楽しく過ごしております。

その辺の話はまたおいおい。

 

医師として歩み始めて早1ヶ月。

一瞬一瞬が勉強です。

本や参考書から学ぶことも多いですが、患者さんから学ぶことは心を強く打ち、自分の中に残っていく気がします。

先日も担当させて頂いた患者さんが退院される際、「この病院はいいねぇ・・・廊下で挨拶をしてくれるのが嬉しかった」とのお言葉をいただきました。

当たり前のことなのかもしれませんが、そういう当たり前のことを大事にしているのがこの病院の特徴なのだと思います。

先輩方や上級医の先生方、ナースさんやコメディカルの皆さん、事務の皆さんや清掃員の方々など病院で働いているすべての人からそういう思いを感じています。

今になって、九州を離れ、遠い札幌の地で研修をしようと思い立ったのは、この病院のそういうところに魅力を感じたからだと改めて実感しています。

 

医師として歩み始めた人生、

まだまだ求められる技量に達するにも、自分の理想に到達するにも先は長そうではありますが、

自ら学びつつ、環境から学びつつ、関わるすべての方から学びつつ、成長していけたらと思います。

本日も快晴ナリ

2011年05月12日

こんばんは。頼まれると断れないフルヤです。

今週のblog当番らしいです?先日も書いたのになぁー
(早くもまさかのイジメ疑惑!?・・・ま、いいけど。うーん、やっぱよくない、か?イジメとは断固戦うぞー)

というわけで、頻回のお目汚しを失礼いたします。


 先日はブログ上でまさかの弄りを受けましたが、この病院は先生方を始め、

スタッフの先輩方も皆さん大変優しいです。今日はその優しさ諸々について語っちゃおうかと思います。

事例①
秘書さんs
・朝ご飯を食いっぱぐれると、心配してお握りを作ってくれたり、又、食事を片付けずにとっておいてくれたりします。仕事が遅い為による自業自得な欠食なのに、本当に有り難いです。お陰で元気もりもりです。

事例②
技師さんs
現在循環器内科で研修中の私は、担当患者さんのUCG施行時に技師さんに教わっています。本だけでは頭に入ってきにくいことも、わかりやすく丁寧に説明してくれて本当に有り難いです。今はまだsee one の段階ですが、早くdo one, teach oneにステップアップしたいものです。

事例③
同期s
英語もプレゼンも苦手な私が連日泊まりがけで作業していたら、夕飯に連れ出してくれました。短い時間でも息抜きが出来てやる気が再上昇↑↑ 弄られるのも、ま、許してやりますかねw また、ある同期は私の弱音を叱責してくれたり、また別の同期は手技など教えてくれたり・・・etc 仲間がいるって素晴らしいですねー。

事例④
上級医のDr方々
ローテート中の直属Dr.を筆頭に、他科のDr.たちも私の駄目駄目なプレゼンに大して根気強く付き合って下さいます。医学的な知識のみにあき足らず、コンサルト方法やICのお手本も示して下さいます。最早、人生の師匠的な存在が日に日に増えてます。

余談・・・
最近、身に沁みて感じること
成人してからというものの、他人から注意を受ける機会が減っていました。好きなように振る舞える一方、偏った生き方をしてきていました。そんな中、この病院のスタッフやDrたちはきっかりすっぱり容赦なく注意して下さいます。それが今、一番有り難いかな〜・・なーんて。症例発表用論文に飽きて現実逃避している今日この頃でした。学生時代に英語を怠けていたツケがこんな所でくるとは。。。

相変わらずの駄文・散文、まとまり無くって失礼致しました。 フルヤ 拝