お昼寝

2016年07月09日

こんにちは、1年次研修医の多田です。

土曜の昼下がり。なんということでしょう。
ソファにすっぽりはまってる住吉先生。お疲れ様です。
サイズ感がとても良くて、和みました。午後も頑張れそうです。image.jpg

桃栗三年柿八年

2016年07月08日

桃栗三年柿八年。物事を成就させるのには何はともあれ時間がかかるのだと。それにくらべてなんと短し、2年の初期研修。
...いや、実際はそんなことはおもってなくて、一日一日長いの短いのだの言っていたら7月に突入したな、といったところです。



桃。実は私、桃とかキウイとか、食べるとのどからじんましんが出ちゃう、いわゆるアレルギー体質なのです。今日はそんなお話をば。
一年次研修医、住吉です。



ある日の総合診療部カンファレンス。月曜日と水曜日は感染症、総合診療医の岸田Drに患者の紹介、方針などのプレゼンをします。そんなとき、主訴は全然関係ないのだけれど、【アレルギー】の欄に、「もも、さくらんぼ」と記載された患者。それを見て岸田Drが一言。

「アレルギーに、もも、さくらんぼってだけで一つ疾患決まるんだけど...先生たちわかる?」

わからん。ご教示いただいたところ、「口腔アレルギー症候群」だとのこと。わからん。


果物、野菜など食べると、直接触れたくちびるや舌、のどの奥がかゆくなったり腫れたりすると。それだけならまだいいのですが、抗原交差反応よくおこすことが有名で、医療用手袋に使われているゴム、ラテックスアレルギーおこすケースが知られているとのこと。そういやどこかの予備校講師がそんなこと言ってたような気がするなー。


...むむむ。なんか身におぼえがあるぞ。

そうです。住吉、桃、キウイにアレルギーあるしこれじゃねーのか。。
幸いラテックスは使ってもなんともないのでよかったです。ヘイヘーイ!

しかしながらまだ話は終わりません。

口腔アレルギー症候群は抗原交差反応おこしまくりで、ある同じグループでも交差反応起こすことが知られています。


なるほど。まーどうでもいいか。リンゴもナシも、たべてもなんともナシですし。
花粉症にもなったことないからな。



...むむむ。シラカンバ花粉ってなんだ?


wikipediaより。
シラカンバ
風媒花であるため花粉症の原因にもなる。シラカンバが多く自生するスカンディナヴィア半島(スカンジナビア半島)では患者数も多い[7]日本でも北海道を中心に患者数が多い


北海道を中心に患者数が多いだと。。。なんてこった!やばいやばい!花粉症しらずのすみよしなのについにやられちゃう!!!




...むむむ。そういや花粉症って花粉吸いすぎるとなるんだっけ。僕、家と病院の往復しかしてねーから全然平気だ!!!やったーー!!



そういうわけで、全国の口腔アレルギー症候群の医学生へ。当院の研修ならシラカバ花粉症も怖くないのでおこしやす!

ではまた。




追伸1 今回は以下のサイト参考に致しました

追伸2 誇張表現しました。僕たちも飲みに行く時間くらいあります。


本日もにぎわってます

2016年07月05日

こんにちは、1年次研修医の多田です。

年間150人以上の学生さんが見学・実習に来る当院ですが、今日も道内外から3人の学生さんが来ています。我が高知大からも来てくれています。

医学生はみんな医師になりいずれ病院で働きますよね。様々な病院を見る機会は今だけです。きっかけはなんだっていいです。症例数が多い、自分の興味のある科が強い、先輩が働いている、交通費が出る、うまいものを食べさせてくれる、観光ついでに...ふまじめな動機でも構いません。(良くないと思っている方もいるので緩い動機の人は声を大にして言わないようにね)。札幌東徳洲会病院はどこからでも何年生でもウェルカムですのでぜひぜひ一度はお越しください。

さて、そもそも見学って何するの?と思われる学生さんもいると思いますが、興味のある科を事前に伝えて、その科をまわる研修医について日常業務を見たり、実際に手技をやってもらったりしています。私につくと空いた時間に血管や腹を貸しています。採血やエコーどんどんしてください。ただし血管は静脈に限ります。この前、めまい誘発してフレンチェル眼鏡を実装した時に本当に気分が悪くなったのはここだけの話。

見学が終わる頃には仲良くなっているわけで、先週来ていた学生さんはお世話になった研修医におにぎりを握って差し入れしていました。以前からの知り合いではなく、見学でここまで仲良くなれる人もいます。どんな雰囲気の病院だろうと思った学生さん、札幌東徳洲会病院へ一度、見学はいかがでしょうか。徳洲会は365日断らない医療をしています。医実習も断りません(笑)


【お問い合わせ】

 札幌東徳洲会病院 研修事務担当 永井・松山

 e-mail:ishi_kenshu@higashi-tokushukai.or.jp


見学IMG_6027.JPG


第4回 EZO-GIMER ~苦手な主訴・嫌いな主訴~

2016年06月28日

平成28年8月27日(土) 4回 EZO-GIMERを開催いたします。

EZO(蝦夷)こと北海道を舞台とした学生・研修医をはじめ医療関係者のためのセミナーです。
講師はER(Emergency Room 救急)とGIM(General Internal Medicine 総合内 科)領域医師6名
講師全員がEZO-Doctor(北海道内の病院で活躍する)で臨床力・教育に卓越し た情熱指導医です。

今回は"嫌な主訴・苦手な主訴"をテーマにEZO講師が力説いたします。
さらに今回ゲスト講師はEZO-GIMERディレクターである増井伸高医師の恩師・林寛之先生です。 

定員が100名、先着順ですので早目にご連絡ください。
申込方法は下記にございますのでご確認ください。
  

*セミナー講義詳細(順不同)* 
講義1 病歴と身体所見でここまでわかる! 
    ~てんかんvs失神 ここが鑑別の決め手!~ 
講義2 失神ECG100本ノック! 
    ~明日から君も心原性 失神ハンター~
講義3 画像前に意識障害の診断をつける! 
    ~POCTでもうCOMAらない!~
講義4 誰も教えてくれなかった画像診断 
    ~意識障害MRIはここを見るべし!~ 
講義5 倦怠感はここから攻めるべし。 
    ~だるくない鑑別の上げ方・攻め方~
講義6 体がいうことを効かない...そんなとき何て聞くの? 
    ~不随意運動の対応・教えます~

症例ベースグループワーク
その1 迷いに迷う失神症例をEZO講師はどう対応するのか?
その2 迷いに迷う意識障害症例をEZO講師はどう対応するのか?

*講師*<順不同> 
・林寛之先生 (福井大学医学部附属病院 総合診療部)
・濱口杉大先生(江別市立病院 総合内科)
・臺野巧先生 (勤医協中央病院 総合診療センター)
・佐藤朝之先生(市立札幌病院 救命救急センター)
・松浦武志先生(勤医協中央病院 総合診療センター)
・岸田直樹先生(Sapporo Medical Academy 代表理事)
・増井伸高  (札幌東徳洲会病院 救急科)

*過去の参加者コメント*
・Generalに診れるようになりたいと思った。(医学部6年生)
・自分のやっていることが間違っていないと安心した。(2年目 研修医)
・当院の弱いところを補う知恵をもらった(2年目研修医)
・実際に診察室でどうしたらよいかわかった。(1年目 研修医)
・真の指導者が若者の心に火をつけた!!(札幌市内・勤務医 )

下記URLから過去の開催などが確認できますので、ご参考ください。

http://www.higashi-tokushukai.or.jp/early/outline.html

*開催日時・場所など*
日時;8月27日(土)12:30~18:30(受付開始12:00)
場所;アスティ45(ACU/アキュ)16階
   札幌市中央区北4条5丁目 (JR札幌駅南口より徒歩5分)
受講人数;100名(先着順) 
参加費;医師 3000円、研修医 2000円、医学生・看護師・コメディカル1000円

*申込み方法*
1)氏名(漢字、ローマ字)
2)勤務先、学校名
・医師、研修医は病院名、所属、卒年次
・看護師、コメディカル、病院名、所属
・医学生は大学名、学年
 を明記の上、メールで下記担当者へお申込みください。
【締め切り】
8月5日(金)(参加者多数の場合は先着順とさせていただきます。)
*札幌市内の宿泊が込み合うので早目に手配下さい。

札幌東徳洲会病院 EZO-GIMER事務局 松山智行 
Email: matsuyama@tohtoku.jp
TEL:011-722-1110
  




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ママチャリレース2016

2016年06月22日

一年次研修医、住吉です。

皆様、最近自転車にはのっていますか。子供のころは無敵だとも思えた、自転車。大人になるにつれ、バイクや車にその座を奪われ、いつしか触りもしなくなる自転車。
今回はそんな僕たちに自転車乗りとしての何かを思い出させるイベントに参加してきました。

その名もママチャリ耐久レース。

一周4km弱のコースをひたすら回り続ける。4時間の間にチームで何週できるか競う、そんなルールです。今回は萩原キャプテンのもと、消化器内科の木村先生、IBDの前本先生とともに、一年次研修医が強制的にみずから志願して参加しました。

はっきりいって、僕は最初なめていました。どーせ、なんとなーく運動して、適当にやってたら終わるだろうと。どーせ2時間ぐらいでみんな飽きて切り上げるのだろうと。


しかし会場に着くや否や空気がおかしいことに気づきました。競輪選手さながらの恰好をした人だらけ、動脈穿刺しずらいであろう
鍛えられた筋肉、そしてママチャリかどうか怪しい車体。そうです、ママチャリレースだなんていう名前だから適当な気分できたけれど、ガチ勢が多数せいぞろう、それなりの大会だったのです。ルールはママチャリとのことでしたが、明らかに町の自転車屋に売っていないママチャリも見受けられました。

でも、やはりそこは町民向けの大会ですので、コスプレ集団もいるのです。ああよかった。適当に漕いで適当に終わろう。なんせ僕はこのあと当直が控えているのだから。

しかし、僕は気づきました。確かこの中に本気の自転車乗りがいた。。そう、消化器内科、木村先生です。木村先生、趣味はトライアスロンで、毎年石垣トライアスロンに参加するほどの方です。そりゃもう、みためからすでに競輪選手と見まごうようなフォルムです。
その本気具合が伝播したのでしょう。みんながみんな目の色がおかしくなってきたのを僕は見逃しませんでした。うそだろ?休みの日になんでそんな頑張れるの?
そんな思いが錯綜する中、キャプテン萩原Drがスタートしました。信じられないスピードでペダルをこぐ萩原先生、入念にストレッチをする木村先生、今日は何分でいけるかなとか言ってる前本先生。わかった。これ本気でやらないとおこられるやつだ。そんなこんなで僕の番が回ってきました。

こんな本気だとおもってなかったので、僕はスクラブに白衣で颯爽とママチャリにのりました。聴診器を首に巻き、気分はさながらDrコトーです。ベルとか鳴らして遊んでました。






‥‥‥‥









まっっっっっったく受けませんでした。ただでさえ本気で漕いでも遅いうえに風の抵抗でなびく白衣に、落ちるスピード。僕はスピードだけでなく、皆の信頼も落ちていくのを風と共に肌で感じました。


ちなみに、真田先生、今里先生、多田先生、そしてなによりトップチームと変わらぬ速さで駆け抜けた木村先生のおかげで、200チーム以上の参加があったなか、85位でした。うーんなかなかすごい!はず!

帰り道、来年はこういう風にだとか、前傾姿勢をもっとキープしなきゃだとか、月2回は練習しようだとかいってました。わからない。。みんなどうしちまったんだ。。。来年住吉も出ようねの声にうんと答えるしかない状況に、戦慄を覚え、筋肉痛で震える足を運び、当直のため病院へかえりました。

来年うちの病院はいるまだ見ぬ一年生へ。自転車の練習しておいてください。。。






追伸1 今年でママチャリレースから引退する萩原Drとみんな。


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追伸2 しかばねたちと、体力おばけの多田先生



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追伸3 自転車乗りとして思い出した何か:自転車を一生懸命漕ぐとつかれる