検査計画を立て始めました

2013年04月15日

  研修医が診療現場に出始めました。患者さんに実行される寸前までを、真剣勝負で計画させた上で指導します。見学をいくら繰り返しても、指導医の言うとおりの内容を代行入力させても、自分のこととして考えるまでは力にならないと考えるからです。

  もしこれこれの病気があったら「怖いから」、で検査をしてはいけません。もしも不安が強ければ、あなたに抗不安薬を処方しましょう。ある疾患を疑っていて、疑った根拠はこうなので、という習慣をつけましょう。こう書くと当たり前で、そんなことをわざわざ言うのもどうなんだ、という内容ですが、実は上級医でもよく見かける思考です。絶対に身につけないようにしましょう。

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あまり心配性ではないタイプの研修医@救急外来

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代表的な抗不安薬 丸石のHPより

一年次研修医です!

2013年04月14日

こんにちは!
札幌東徳洲会病院、研修医ブログをみて頂きありがとうございます!
この四月から研修医としてお世話になっております、一年次9名です。

更新が遅れてしまい申し訳ありません。

本格的に各科の研修、救急当直が始まり一週間...
自分の力不足を痛感し、社会人としての未熟さに悩み苦しみながらも同期9名、団結して支え合って頑張っていきます!

写真左上段から
和田 玲緒名(北海道大卒)、横山 智哉(新潟大学卒)、野呂 昇平(旭川医科大卒)
、佐藤 逸美(札幌医科大卒)、鈴木 亮平 (名古屋大学卒)、鮎澤 小百合(旭川医科大卒)

下段左から
伊藤 祥太郎(北海道大卒)、佐藤 真理(琉球大卒)、小舘 旭(北海道大卒)

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研修委員長あいさつ

2013年04月01日

 4月から研修委員長になりました、救急科の松田です。研修の基本方針は変わらずに続けていきます。Clinical and Scientificに、社会人としての振る舞い方を身につけること、医者である前に人として患者さんとどう向き合うか、といったあたりは、初期研修の間を通して心に留めておいて欲しいと思います

 1年次研修医の皆さん、入職した今は、いい医者になりたいという思い、2年間やり抜こうという思い、謙虚な気持ちが、医者人生の中で最も強い瞬間だと思います。これからたくさんの、手を抜きたくなる時、理不尽な思いをする時、やめたくなる時などがありますが、今日の気持ちを忘れずに、時々思い出してくれたらいいと思います。

 このブログを見ている学生の皆さんへ。私は8年前に当院で初期研修を開始して、研修医がやったような失敗の多くは自分で経験し、今研修をお手伝いする側に立っています。研修医の定員が学年9人でも余りあるだけの症例と、教えたくてうずうずしている指導医という、いわば「舞台」は整っています。あとはあなたに、2年間踊り続けようという気持ちがあるかどうかです。どうぞ、現場でもがく1年次研修医と、妙に落ち着きを持った2年次研修医を見学に来て、あなたの目で判断して下さい。

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研修委員長近影

続:押忍、さらば札幌東徳洲会病院よ。

2013年03月31日

四月からの勤務先に到着しました。初めての長距離ドライブもなんとかなり一安心。
「めんどくさいけど、アパートの片付けしなくちゃな~。」と開けようとした瞬間。あれ、あれ?

「・・・、またかよ。」

(ピロリン♪)

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(↑本邦初公開、札幌東徳洲会病院男子更衣室。あれ、なんか見覚えがあるものが。)
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(↑Dr.Tからのメール。参照:http://blog.higashi-tokushukai.or.jp/ydblog/2013/02/post-128.html
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(←天才Dr.K。何故くわえているのか分からないが、カッコいい!)

ああああ、鍵を札幌東に忘れてしまいました。また、アパートに入れません!やばい、やばい!

と、最後の最後まで残念な研修医となってしまいました。
トホホ、明日から頑張るぞ~(泣)
押忍、さらば札幌東徳洲会病院よ。

2013年03月25日

押忍、二年次研修医のうち、森永の「マミー」の成分である「ラクチュロース」に興味津々のやつ、長島です。ラクツロース(一般名:モニラック)と間違えてしまうわ~。

本日3月25日。僕らの研修修了式が行われました。

DSCF2751.JPG(Dr.Fの挨拶)

 

DSCF2777.JPG(集合写真。)

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(研修医委員会委員長Dr.Hに、最後まで怒られる)


また、お時間をいただき、当直でない一年次研修医と、二年次研修医全員で最後の飲み会を行いました。

修了式後の飲み会 改.jpg(長島は、手術で遅刻。はぶられたわけではない。)

 

この二年間は、上級医、一年次研修医、病院の各職スタッフに支えられた二年間でした。何度も悔しい思い、辛い思いをしましたが、同期や病院全体に支えられ一つの区切りを迎えることができました。誠にありがとうございました。

どの病院の研修プログラムに100%というものは存在せず、当然当院の研修医プログラムも100%ではありません。でも、僕はこの病院で頑張って良かった。頑張れて、本当に良かったです。

 

来年度から僕は北海道の地方病院で後期研修を送ります。今思うのは全然実力不足であること。改めて課題・後悔を見つめなおし、また研修に励みたいと思います。押忍。



P.S.
以前ブログに記載した「洗顔、洗髪の順番についての疑問」ですが、「洗髪→洗顔が正しい」という意見を多数いただきました。「汚いものを下に順に流していくのが正しい」とのことです。なるほど、なるほど。