どうやって自転車の補助輪を外すのか

2013年07月09日


いつまでも補助輪をつけておくわけにはいきませんが、いきなり外しても転ぶだけでしょう。後ろについて支えることで転ぶことは避けられますが、その手を離すタイミングがいずれ来ることでしょう。

スピードがつくまでは、手がかかりまくりですが、押しつつ支えつつで大変です。少し慣れてくれば、時々手を離していつつ「大丈夫だよ、支えているから」と口では言うこともあるかもしれません。ふらふらしていれば、大事に至る前には手を差し伸べます。もちろん、たまに転んで泣くことだってあるでしょう。

支えているかが心配で後ろを振り返ってばかりなら、前方不注意でかえって危険です。後ろでしっかり見守る体制と、もうちょっと補助輪つけておいたら楽なんだけどな、と思いつつも外してしまう文化があるのが当院です。研修医たちの膝小僧には、擦り傷が絶えませんが、しっかり前を見て進んでいる証です。

研修委員長
新たな一週間の始まり

2013年07月08日

 研修医ブログの読者の皆様、はじめまして。一年次研修医の和田 といいます。 名前は玲緒名ですが、男です。 今年の4.5月は消化器内科で研修させていただき、現在は外科で研修をさせていただいております。    さて、今日から新たな一週間が始まりました。私たち研修医にとって、月曜日は一週間の中でも大きな意味をもつ日でもあります。朝7時からの症例発表から始まり、7:30からの英語論文抄読会・・ 担当者にとっては一番緊張する曜日です。     下の写真は、前日日曜日の様子です。総合診療部 部長 簱本先生と、同じく総合診療部をローテート中の一年次研修医の曽々木先生が月曜日の症例発表に向けて最後の調整をしている様子です。  日曜日の夕方、日々の仕事を終えている中、指導医に残ってもらえることを感謝しつつ、彼は最終チェックとリハーサルを終えて帰宅しております。  写真.JPG 2枚目の写真の丸刈りの彼は、一年次研修医の鈴木先生。 なんと彼は、中学生時代から自分で髪を切っている(剃っている?)そうです。 最新の医学情報が満載のUp to Dateを個人的に申し込んでいる彼につづいてか、一年次研修医の中でも徐々にUp to Daterが増えてきています。あ、自分もそろそろ申し込まないとなあ。 image (5).jpeg 今回はやけにあっさりした内容になってしまいました。また後日、楽しい内容を書き込むことにします。← それでは、これから札幌市内災害日当番の救急外来にいってまいりたいと思います!! (※災害日当番とは 当番医療機関が24時間、交通事故や災害などによるけがなど外科・整形外科の患者さんの診療を行うことをいいます。)
ママチャリレースに参加しました

2013年06月27日

こんにちは、研修医の小舘です。

先週末、僕らは札幌のモエレ沼公園で行われたママチャリ耐久レースなるものに参加してきました。
毎年の医局の恒例行事の一つで、200チームが参加する規模の大きい大会です。
モエレ沼公園内の一周3.5kmのコースを走ります。

競技時間は4時間。周数制限なし、エンドレスというのは、現地に到着してから初めて知りました...
僕たちはまったく練習をしていないので、チームの成績は気にしません。

気にするのは、そう、だれが一番速くママチャリを漕げるのかということです。
日々の業務に疲れた研修医、医局の上級医が最速の名誉をかけてハイテンションで自転車をこぎます。
まず1周を全力で漕いだ後は各々休憩をはさみます。1時間爆睡したあとの2週目はさらに速くなります。

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今年の医局最速は一年次研修医 野呂くんでした。一周7分6秒。僕より全然速かったです。
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上級医の先生方も忙しい中参加してくださいました。
走り終わったあとの集合写真です。久々に運動したので全員すっきりしたいい笑顔です。
僕も楽しかったです。是非また来年も参加したいと思います。

ママチャリ集合

真にためになるレクチャーとは

2013年06月25日


研修医向けのレクチャーが多く企画されていると、なんだかいい研修ができそうな気がします。しかし、Learning Pyramidの考え方によると、読んだり聞いたりした時の記憶の定着率は1割程度であり、実際に行うことや他人に教えることで7-9割まで上がるそうです。どんなに素晴らしいレクチャーでも、「そう言えば、この間レクチャーでやってましたね、何でしたっけ」というリアクションは珍しくありません。結局他人事なんですね。そもそも、講義を受けて力がつくなら、朝から晩まで講義を受けている学生が最強なのではないでしょうか。

とは言え、知識の整理と標準化という点において、レクチャーは効率的です。3月に来月からは2年生となる1年生が集まり、こういうことを先に知りたかった、という内容をテーマとして決めていきます。レクチャーのメインのspeakerは2年生で、1年前に知っておきたかったという思いで話します。指導医がペアでつくことで質を保証し、適宜コメントをつけますが、実は一番勉強になるのはその日のspeakerです。大変ではあるけれど、教えることで定着9割としつつ、日々の実践で7割の定着をしていきます。最大の先生は患者さん、そこに柱を作っていくのが「コアレクチャー」です。


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研修医が喋ります

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総合診療部カンファ 1年目、2年目、指導医の屋根瓦です

精神科研修

2013年06月14日

みなさんお久しぶりです。よく顔面についていじられる(特に同期に)二年目の高橋です。
ここ数日いい天気が続いていましたが、今日は少し涼しいですね。暑さの苦手な僕にとってはこれくらいが過ごしやすいです。

さて、今月始めより僕は東徳洲会病院を離れて札幌佐藤病院にて精神科研修を行っています。
実際に認知症や感情障害・統合失調症の患者さんと触れ合うだけでなく、指導医や薬剤師・コメディカルの方々からさまざまな指導を受けたり、質問をさせていただくこともでき、非常に有意義な研修をさせていただいています。

さて、当院では本日、第42回体育祭が行われています!
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あいにくの天気ではありますが、会場は院内5階の体育館なので大きな問題にはなりません。
入院中の方には基本動作の自立している方もいれば自分で歩いたりすることが難しい方もいますが、みなさんが種目ごとに競い合って汗を流していました。

DSC_0192.jpgのサムネール画像






(最終種目の玉入れ前の得点。勝敗は玉入れ次第です!)


僕も職員・家族競技のパン食い競争に参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
(写真撮ってもらえばよかった...)
当院ではこの他にも、患者さん個人の状態に合わせてさまざまなリハビリのプログラムが組まれ行われており、患者さんも楽しく参加されております。このような機会を増やし、人との触れ合いを作ることも社会復帰への大切な要素になるのだと感じました。
精神科研修も残り半分になりますが、より多くのことを吸収し、来月以降の研修へつなげていきたいと思います。