当直明けのテンションにてご容赦を。

2011年10月26日

こんばんわ。
現在、麻酔科ローテート中、一年次研修医のFです。昨夜の当直も大勢来たわけでも無いのに診察が丁寧なせいで(仕事が遅いせいで!?)寝る時間を確保できなかった残念なトロ子です(苦笑。
ブログ隊長長島Dr.から「業務の一貫なのに書かないなんて怠慢だ!」 って叱られちゃいました(><)
《私、文章書くの、ってか意見を述べるの本気で苦手で、、、ブログ読んで志願者が減ってしまったらどうよ!?》
と逃げ続けていましたが、根がチキンなんで自己嫌悪に耐え切れず結局こうして書いています。
あーあ、実生活だけでなくネット上でも恥を晒すはめになるなんて。。。
(社会人になって封印したはずの「言い訳」もついついこぼれてしまうってもんです。)

さて。
気を取り直して以下本文。

優柔不断で惚れっぽい私は、将来の希望の科が未だ決まりません。
大学入学前、座学時、臨床研修中。興味のある科はあるものの、なんだかんだで目指す先を決められませんでした。
この病院に来たきっかけの一つは、専門分野に進む前に、一通りの経験値を積みたいというのも志願理由の一つでした。
それで今、進みたい科が決まったかと言われると・・・うーん、、学生時代よりは選択肢が狭まってきました。まだ確定はしていないのですがね。
・・・というわけで、めちゃめちゃ自己満足だけど、今日は麻酔科の魅力について簡単に説明しちゃおうかと思います!

 今までの私の中での麻酔科のイメージは、はっきりいってほとんど「無」でした。同じオペ室の中なら実際に切ったり縫ったりな外科の方が楽しそうっ、麻酔科のDr,は実際に手術したくならないのかな,,,って。(基本的にスポーツ観戦よりも実際に動く方が楽しくないです?)

麻酔科は命の綱とも言える、呼吸・循環・意識を扱っちゃうんですね。血圧や呼吸の変動の原因を予想して、探して対処して、、、自分の考え通りに反応が返ってくれば嬉しいし、次はもっと先回りしたいなって。やりがいは抜群!
 ただ唯一難点なのは、、、私、算数の時点で躓いた、めちゃめちゃ数字に弱い子なんです(泣)暗算やら単位変換やら、まぁ無理。いちいち紙面で計算しないと落ち着きません。あ、それともう一つ(唯一じゃなかった汗)。実は麻酔科ってめちゃめちゃ俊敏性が重要なんです。なにしろ救急外来で命を握っちゃうようなポイントです。ちんたらしてたらあっという間に患者さんのバイタルは狂ってしまいます。というわけで、人一倍トロい私は、まず日常の動作からキビキビするようにアドバイスされております(苦笑)ん〜、、なんか、麻酔科の素敵さが今ひとつ伝え切れていない気がする。。。残念。
同期に、本気で麻酔科志望がいるので、不足分は彼に説明して貰いますかね。という訳でKDr、時間が出来たら私の伝え切れていない麻酔科の魅力を語っちゃって下さーい!
休日の過ごし方

2011年10月26日

休日といえば日々の業務や当直でへろへろになり家でまったりすることが多いですが、自分はよく家で映画を見ています。

最近はRunaway Juryっていう映画が面白かった。なぜか法廷ものと刑務所ものは面白い気がしますよ。

この映画、あまり知られてはいないようだが一見の価値ありでした。

主人公が12人の陪審員にもぐりこんで言葉巧みに評決を操作し、裁判の原告・被告に「陪審員売ります」という手紙を渡す。原告と被告はお互いに同じ手紙をもらったことを知っていながら、おおっぴらにはせず裏側で陪審員の奪い合いをするって感じの内容。三者の感情や思惑が入り混じったなかで迎える結末に何とも言えない余韻がある。

話のネタも珍しいし、ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマンらのキャストも味があってよかった。

ここ2週間で10本くらい映画を観ましたが、唯一の当たりでした。

ほかにinside man・wild things・perfect stranger・back draft・sleepers・gooniesなど(ほかは印象に残らなすぎて忘れた)も観ましたがこの中ではback draft とsleepersは時間があったら観てもいいかなという感じ。

法廷映画はほかに12人の怒れる男、真実の行方が面白いです。ほかにもありますが・・・。

 

救急医学会全国会 準備光景

2011年10月23日

 臨床ができるようになりたい、というのは、学生・初期研修医にとっての共通した目標でしょう。しかし、市中病院での「たくさんの症例を経験できる」研修も、学術的な裏付けのないままただ表面的に経験しただけでは、臨床判断が感覚的なものになりがちです。
 そこで、学術的な研修の一環として、救急外来での診療に生かせるようなテーマについての研究を行い、全国学会で発表してもらうことにしました。前回手技編で「余裕の笑み」を浮かべていた彼の顔から余裕は消え、引きつった笑顔の毎日となりました。

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先生、スライドがやっと完成しました!

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読み原稿をそのままスライドにした感じだね~

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せっかくのうちのデータなんだから、当院の診療方針を変えるくらいじゃなきゃ

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ほとんど先生が作ってくれた部分は残ってないけど、気にしないでね

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数々の苦難を乗り越え、大会場で立派に発表してくれました。

救急医学会参戦

2011年10月22日

押忍!自分は5本指ソックスに穴が空いている研修医、と一緒に総合診療部をしている綛谷です。

10月18~20日東京の京王プラザホテルで日本救急医学会が開かれ、発表者として参加してきました。
3年前ほどから(?もっと前もしてたのかも)研修医が当院での救急の症例をデータとしてまとめて救急医学会をはじめさまざまな学会で報告するという試みをしているのですが、今年は2年次の研修医が3人+スタッフの先生2人が発表者として参加してきました。1年次研修医のKAKUも勉強に来ていました。
救急医学会3
もう一人の2年次は緊急手術で強制送還に。一緒に撮れなくてごめん。。
KAKUはカジュアルスタイル!


初の全国学会でしたが、地方会とは規模が全く違って部屋も多いし教育講演も多くて業者もいっぱいきてたりで3日間朝から晩まで、学会が終わった後も毎晩飲んだりで全然飽きずに学会を楽しめました。

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北大の丸藤教授の教育講演。ハイレベルだけど勉強になりました。

救急医学会2
ポスター発表も。

学会が終わった後の感想としては
「やっぱり救急はおもしろいねー。」と同期としみじみ。
毎年救急医学会に参加できるように毎年何でもいいから演題出したいですね。

当院では発表する学会+1つ好きな学会に参加できるのですが、それもこれも病院、スタッフの先生や同期の協力があってこそです。発表に関してもスタッフの先生(M先生など)が労を惜しまず前日までスライドづくりを手伝ってくれます。
ほんとに感謝感謝です。

学会発表に興味のある学生はぜひ当院へ!
未来の医療人

2011年10月20日

10月19日(水)に札幌宮の森中学校の3年生5名が病院見学に来られました。

当院を研修修了した先生から「お世話になった中学校時代の恩師からのお願い」ということで当院も快く引き受けさせていただきました。

見学の内容は院内の見学と研修医に対しての質問でした。

最初に各現場を回り救急外来ではエコーを利用してのデモを行いました。救急車も最近新しく購入しましたので試乗していただいて機能的な事やどうのような場面でこの救急車が利用されるのかを説明いたしました。

最後の質問タイムでは「いつごろどうして医師になりたいと思ったのか」「医師になるためにどのくらい勉強したのか」「患者さんはどのような存在か」「患者さんを助けた時の達成感はどのくらいあるのか」等々かなり具体的な質問も多数あり研修医の先生方も真剣に答えていました。

今回来ていただいた学生の皆さんは医療職を目指している方達です。

将来どこかの医療現場でお会いできれば嬉しいですね。

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